個人事業主でも作れるおすすめクレジットカードは?

更新日:2017/12/06
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個人事業主の中にはクレジットカードを個人的に利用している人も多いでしょう。

クレジットカードはキャッシュレスで買物ができ、付帯サービスもありメリットも多いカードですが、ビジネス向けのクレジットカードも発行されています。

個人事業主は個人用カードとビジネス用カードを分けることで、より便利に使うことができます。

今回は個人事業主向けのクレジットカードの使い方や注意点、おすすめのカードを紹介しましょう。

法人カードとは?

法人や事業主向けのクレジットカードを一般的に「法人カード」と呼んでいます。

まずは個人用カードと法人カートの違いから解説しましょう。

法人カードと個人カードの違い

クレジットカードの機能という点からみると個人カードも法人カードもまったく同じです。

どちらもキャッシュレスで買物ができ、お金を借りることができるキャッシング機能も付帯されている場合があります。

また、提供しているサービスの内容は法人カードにはビジネス向けサービスがあるというだけで、それ以外のサービスはほとんど共通です。

個人カードと法人カードの大きな違いは機能やサービスではなく、クレジットカードの使い方にあります。

個人カードで決済するのは個人消費が目的の商品やサービスですが、法人カードでは同じ商品を決済しても経費として処理することができます。

つまり法人カードの使い方とメリットは経費利用ができるという点にあります。

法人カードの種類

法人カードには中小企業や個人事業主など小規模事業主向けのクレジットカードと、大企業向けのクレジットカードの2種類があります。

小規模事業主向けの法人カードは主にビジネスカードと呼ばれていて、大企業向けの法人カードはコーポレートカードと呼ばれています。

しかし法人カードの名称はクレジットカード会社によって違いがあるので、法人カードの申込み対象者をよく確認しましょう。

今回はビジネスカードに関して解説しますが、ビジネスカードにも個人向けカードと同じようにグレードがあります。

ビジネスカードにも一般カードの上位にゴールドカードやプラチナカードが発行されていて、グレードが高いほどサービスの質と年会費が高くなります。

年会費無料のビジネスカードもありますが、サービスは極端に少なくなるので、年会費有料のカードをおすすめします。

ビジネスカードの機能とサービス

ビジネスカードでは主に次のようなサービスや機能があります。

ビジネスカードの機能

ショッピング機能 すべてのビジネスカードで提供される基幹となる機能で、立替払により後払いで買物ができる機能。
キャッシング機能 お金を借りることができる機能だが、付帯されていないビジネスカードもある。
電子マネー機能 後払い方式の電子マネーでコンビニやスーパーでも利用しやすいが、すべてのビジネスカードに付帯されるわけではない。

ビジネスカードのサービス

・ポイントプログラム
・付帯保険(カード盗難保険、海外旅行傷害保険など)
・優待サービス
・ビジネス向けサービス
・トラベルサービス(空港ラウンジサービスなど)
・福利厚生サービス

サービスに関してはグレードの高いビジネスカードほど質が高く幅広いサービスを提供しています。

ビジネスカードのメリット・デメリット

個人事業主にとってビジネスカードを利用するメリットは何でしょうか?

経費を決済することでどんなメリットがあるのか、デメリットや注意点も含めてご紹介します。

ビジネスカードで経費精算

個人事業主にとってのビジネスカードのメリットは、プライベート用カードとビジネス用カードを使い分けることで、経費利用を簡単に区分けできる点です。

個人事業主のお金の流れはプライベートと事業が混在しているため、経費利用を分ける必要があります。

確定申告書提出期限直前になって区分けするよりも、ふだんから分けておくと申告手続きがスムーズになります。

ビジネスカードの引き落とし口座をビジネス用口座にして、プライベート用口座と区別すれば自然に経費利用が区別されます。

公共料金や家賃など家事按分する場合は別途区分けする必要がありますが、一般的な経費利用は簡単に振り分けることができます。

また、クレジットカード決済をすることで経費の支払日を統一することができ、支払管理が楽になるというメリットもあります。

さらに振込で支払いする場合は振込手数料の節約や、現金払いに伴う立替払や小払い処理もなくなります。

ビジネスカードでの経費決済には数多くのメリットがあります。

ビジネスカードで経費の節約

ビジネスカードには経費節減というメリットもあります。

クレジットカードのポイントプログラムを活用すれば、貯まったポイントで金券に交換したり、マイルに移行したりできるので、直接的な経費の節約になります。

特にマイルに交換すれば特典航空券と交換できるので、出張費用に利用することができます。

また、各種優待割引を利用すれば、ホテルやレストランの割引で出張費や接待費も節減することができます。

福利厚生サービスのあるビジネスカードでは、福利厚生費の節約も可能となります。

ビジネスカードでは経費の管理だけでなく、直接的な経費節減に結びつく点も大きなメリットです。

追加カードで細かい経費の管理

法人カードやビジネスカードでは従業員や社員に追加カード発行ができます。

経費を決済した内容はカード利用明細書によって、追加カード別に確認が可能です。

例えば営業車両が多い場合は、車両台数分のカードを発行することで、車両別に経費の管理をすることができます。

また部署別に追加カードを発行すると、部署別の経費管理も可能となります。

ビジネスカードではより細かな経費が可能となることもメリットのひとつです。

後払いによるキャッシュフロー改善

事業における収入と支払の関係は、なるべく支払を遅くすることでお金の流れが改善されます。

反対に収入よりも支払が早い場合は常に資金不足となり、借入で資金調達すると借入金が増えるので、キャッシュフローもマイナスになります。

しかし、ビジネスカードで経費を決済すると、取引先への支払は完了しているのに実際に現金が動くのは1ヶ月以上先になるので、キャッシュフローの改善につながります。

取引先に交渉して支払を先延ばしにするのは難しいですが、ビジネスカードを利用すれば簡単に後払いが可能になります。

ビジネスカード利用の注意点

ビジネスカード自体にデメリットはありませんが、使い方によってはデメリットが発生することもあります。

ビジネスカードの支払方法は基本的には一括払いですが、中には分割払いやリボ払いが可能なビジネスカードもあります。

分割払いやリボ払いは返済が長期間になるので、ひとつの経費の支払を分割にすると確定申告時期をまたぐ可能性もあり処理が複雑になります。

また分割払いの手数料は経費として処理できますが、反対に経費を増やすことにもつながります。

ビジネスカードのメリットのひとつである経費の節約が、分割払いの利用によってメッリトがなくなることにもなります。

ビジネスカードは原則一括払いで利用しましょう。

おすすめのビジネスカード

それではおすすめの法人カードを一般カードとゴールドカードの1枚ずつご紹介しましょう。

JCB法人カード(一般)

JCB一般法人カード

JCB一般法人カードは年会費が税別1,250円(追加カードも同じ)と手軽に利用できますが、標準的なサービスが提供されています。

ポイント還元率は標準的ですが、ポイントサービスもあり、海外旅行傷害保険も付帯され、ETCカードも発行可能です。

また、ビジネス向けのサービスも充実しているので、法人だけでなく自営業者などの個人事業主にもおすすめの法人カードです。

さらにステータスが高くサービスも充実、利用限度額も大きいJCBゴールド法人カードも発行されています。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

ビジネスカードにステータスを求める個人事業主には、アメックスのビジネス・ゴールドカードがおすすめです。

アメックスカードはトラベルサービスに定評があるので、出張が多い法人代表者や個人事業主にはメリットが大きいクレジットカードです。

また、事務所を持たない個人事業主でも「ミーティング・スクエア」を利用すれば、レンタル事務所よりも格安で都心部の商談スペースを利用することができます。

ステータスの高さでも定評があるアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、年会費(税抜31,000円)も高くなりますが、ビジネスシーンの利用では事業者のステータスも高めてくれるクレジットカードです。

まとめ

法人向けカードとして発行されているクレジットカードでも個人事業主が申込みできるカードはたくさんあります。

特に個人事業主はビジネス向けクレジットカードを利用するメリットが大きいので積極的に活用しましょう。

ビジネスカードは経費管理が楽になるだけではなく、サービスを利用することで経費を節約することもできるメリットが大きいカードです。

また利用していない法人経営者や個人事業主は、法人向けカード・ビジネス向けカードを活用してみましょう。

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