2019/09/06

個人事業主として事業を開始した方、経費の支払いに個人用カードを使っていませんか?

個人用カードで経費を支払っていると、普段の生活費などの支払いと経費が混ざってしまって経費の管理がしにくくなります。

例えば、毎月の経費管理に5時間かかっていたとすると、1年間で60時間を経費管理に費やしていることになります。

1時間の仕事で5,000円の収益を作れる個人事業主であれば経費管理に時間を費やすことで、年間で30万円稼ぐ機会を失っているのです。

それってとってももったいないですよね?

経費管理に時間がかかっている場合は、法人カードを発行して、経費の決済は法人カードにまとめてしまいましょう。

「そうは言っても個人事業主だし、法人カードの審査に通るかな…」

なんて思っていませんか?
個人事業主でも、審査に通過しやすい法人カードがあるんです。

それは、「アメリカン・エキスプレス(以下アメックス)」の法人カードです。

高ステータスなイメージがあるアメックスの法人カードの審査が甘いというのは意外ですよね。

この記事では、個人事業主に向けて、3種類のアメックス法人カードの特徴とメリットを解説していきます。

個人事業主でもカード発行の審査に通るの?

法人カードを発行するには「法人設立から2年以上かつ黒字決算」でないと厳しいと言われていますが、アメックスは別です。

アメックスなら、個人事業主の方でも、個人の信用力で審査を通過することができます。

アメックスは個人の与信を重視

アメックスは高ステータスなイメージがあり、発行するための審査は厳しいと思われがち。

そのため、「自分は起業したての個人事業主だから無理だ」と考える個人事業主の方も多いのでしょう。

しかし実際のところ、アメックスの法人カード発行のための審査は甘いです。

インターネット上に「法人設立0か月や2か月以内でもアメックス・ビジネスゴールドを発行できた」という話もあります。

また、JCB法人カードの審査に落ちて、アメックス・ビジネスゴールドカードの審査に通ったという話もあります。

なぜアメックスは、法人の信用情報がほとんどなくても、法人カード発行の審査に通るのでしょうか。

それは、アメックスが法人や事業内容よりも申し込んでいる法人代表者の信用情報を重視して審査をしているためです。

そのため、申し込み者の信用情報に問題がなければ審査に通りやすく、法人や個人事業主でなくても、サラリーマンが「副業用クレジットカード」として発行もできます。

では、審査に通ってアメックス法人カードが発行されたら、どのようなメリットを受けられるのか、次項で見ていきましょう。

個人事業主がアメックスの法人カードで得られる5つのメリット

アメックスの法人カードには、アメックス・ビジネスカード、アメックス・ビジネスゴールドカード、アメックス・ビジネスプラチナカードの3種類があります。

まずはアメックスの法人カードすべてのランクで共通して、個人事業主が得られるメリットを5つ紹介します。

  1. 経費処理が楽になる
  2. クラウド会計ソフトfreeeを30日間無料で利用可能
  3. ポイントをマイルに交換できる
  4. 付帯保険が充実している
  5. ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」が利用可能

では、それぞれ詳しく説明していきます。

経費処理が楽になる

法人カードは経費専用のクレジットカードとして利用できるので、法人カードの利用明細に載っているのは経費のみ。

そのため、経費の内訳や合計をひと目で見られて経費処理が楽になります。

生活費払いと経費が混ざっていた場合は、明細から経費分のみを抽出しないといけません。

また、現金で支払っていた場合は領収書を集めて手打ちで計算することになり、計算ミスが起きやすいです。

領収書を手打ちする際に誤って同じ領収書を2回計上してしまうと、「二重計上」として税務署から罰科金を請求される場合も…。

法人カードならそんな危険を簡単に回避することができますよ。

クラウド会計ソフトfreeeを合計60日間無料で利用可能

基本的に社員が自分一人の個人事業主にとって、会計を自分の代わりに行ってくれる人がいたら助かりますよね。

ただ、会計士を雇うとなると大きなお金がかかってしまいます。そんな時に役に立つのがクラウド会計ソフト「freee」です。

アメックスのビジネス会員だと、経費処理をより楽にしたいという方に向けたクラウド会計ソフト「freee」を、通常の30日間無料に加えて、さらに30日間無料で利用できます。

freeeを利用することで、いくつかの質問に答えるだけで確定申告に必要な書類が作成できたり、クレジットカードと連携することで、カード明細から勘定科目などを推測し、自動で振り分けたりできます。

無料期間が終わっても継続して利用する場合の月額料金は、スタータープランで月額980円(税別)、スタンダードプランで月額1980円(税別)、プレミアムプランは年額のみで年間39,800円(税別)です。

ポイントをマイルに交換できる

アメックスの法人カードで貯めたポイントは、ANAマイルを含む全15航空会社のマイルに交換できます。

ANAマイルお場合は最大で1ポイント=1マイルに交換することができ、他14航空会社のマイルには、最大1ポイント=0.8マイルに交換できます。

JALマイルに交換することはできないので注意しましょう。

個人事業主は、会社と違って社員は自分一人の場合が多いです。

それなら経費で貯めたポイントも他の社員に気兼ねなく使えますよね。

ちなみに45,000マイルあればハワイと東京を往復できます。

1年の間にたくさん経費を使って稼いで、貯まったポイントをマイルに交換して毎年年末には海外旅行なんてことも可能です。

付帯保険が充実している

アメックスの法人カードを利用していると旅行や出張の際に国内・海外旅行傷害保険を受けられます。

補償される金額はカードのランクによって変わりますが、補償最高額は5,000万円~1億円です。

さらにこの保険は、基本カード会員だけでなく、基本カード会員の家族や追加カード会員と追加カード会員の家族にまで適用されます。

万が一事故に巻き込まれた際には、この付帯保険が役に立つかもしれません。

ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」の固定費が無料

ジー・サーチとは、「帝国データバンク」や「東京商工リサーチ」のデータベースから企業情報を取得できるオンラインサービスです。

ジー・サーチを利用して取引先の経営状況が安全か、取引を継続しても大丈夫かの、判断材料を得られます。

この「ジー・サーチ」の月会費300円だけでなく、調査代行サービスを利用するための年間登録料の50,000円(税別)も無料になります。

基本的に社員が本人のみの個人事業主の場合、ジー・サーチが取引先の情報や信頼性を自分の代わりに調べてくれることによって余計な時間を削減できます。

では、次の項目ではカードのランク毎にどのような特徴があるか、どのような人におすすめなのかを解説していきます。

どのランクがオススメ?

アメックスの法人カードには、アメックス・ビジネスカード、アメックス・ビジネスゴールドカード、アメックス・ビジネスプラチナカードの3種類があります。

この中で自分に合っているのはどのランクのカードなのでしょうか。

それぞれの特徴とどんな人におすすめなのかを解説していきます。

アメックス・ビジネスカード

アメックス法人カードで一番ランクが低く、審査にも通りやすいのがこのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(アメックス・ビジネスカード)です。

このカードの特徴をみていきましょう。

アメックス・ビジネスカードの基本情報

申し込み条件 20歳以上の個人事業主か法人経営者
年会費 12,000円(税別)
追加カード 1枚につき6,000円(税別)
ETCカード 年会費500円(税別)
限度額 審査によって個別に決められる
ポイント還元率 1.0%~3.0%

使いやすさ重視の方におすすめの法人カード

アメックス・ビジネスカードは気軽に使いたい人におすすめの法人カードです。

年会費が12,000円(税別)と、アメックスの法人カードの中では最安で、それでも充分な付帯サービスを受けられます。

また、アメックス・ビジネスカードは、他2種類のアメックスの法人カードと比べると審査にも通りやすいので「とにかくアメックスの法人カードを持ってみたい!」という方におすすめです。

アメックス・ビジネスゴールドカード

アメックスの法人カードの中では、真ん中のランクで審査に比較的通りやすいのがアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(アメックス・ビジネスゴールドカード)です。

このカードの特徴をみていきましょう。

アメックスビジネスゴールドの券面

申し込み条件 20歳以上の個人事業主か法人経営者
年会費 31,000円(税別)
追加カード 1枚につき12,000円(税別)
ETCカード 500円(税別)
限度額 審査によって個別に決められる
ポイント還元率 通常1.0%
最大3.0%

このカードにしかない付帯サービス

個人事業主の役に立つ、アメックス・ビジネスゴールドカードにしかない付帯サービスは以下の2つです。

  1. ビジネスゴールド会員限定イベント
  2. 手荷物宅配サービス往復1つまで無料

では、それぞれ詳しく説明していきます。

ビジネスゴールド会員限定イベント

アメックス・ビジネスゴールドカードの会員だと、アメリカン・エキスプレスが開催しているカード会員限定のイベントに参加できます。

過去には、シリーズ112万部以上売れているベストセラー、「伝え方が9割」の著者の佐々木圭一氏のセミナーもありました。

セミナーが終わると立食があり、参加していた経営者同士の交流も盛んにおこなわれています。

こういったカード会員限定のイベントに参加したことがきっかけで、新しい取引先ができるかもしれませんね。

手荷物無料宅配サービス

海外出張の際に、自宅から空港まで、または空港から自宅までカード会員1名につきスーツケースを1つまで無料で配送してくれるサービスです。

このサービスを利用することによって海外出張の際に大きなスーツケースを持って移動する必要がなくなります。

羽田空港と成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港の4つの空港で利用できます。

年会費は高いが高ステータスなアメックス・ゴールド

アメックス・ビジネスゴールドカードは、アメックスの法人カードの中では真ん中のランクです。

年会費が31,000円(税別)と高く感じる人もいるかもしれませんが、比較的簡単に発行できるのに高ステータスという点が魅力です。

それに、ビジネスで使うカードなのでステータス性も大事にしたいですよね。

アメックス・ビジネスゴールドカードは、「サービスも充実していて、自分のステータスとなる法人カードが欲しい」という方におすすめの法人カードです。

アメックス・プラチナカード

アメックスの法人カードの中で、最高ランクなのがアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(アメックス・ビジネスプラチナカード)です。

アメックス・ビジネスプラチナカードの特徴を見ていきましょう。

申し込み条件 20歳以上の個人事業主か法人経営者
年会費 130,000円(税別)
追加カード 4枚まで無料。
追加カード5枚目以降は1枚につき年会費12,000円(税別)
ETCカード 年会費500円(税別)
限度額 審査によって個別に決められる
ポイント還元率 1.0%~3.0%

このカードにしかない付帯サービス

個人事業主に役に立つ、ビジネスプラチナ会員にしか利用できない特典は、以下の3つです。

  1. プラチナ・セクレタリー・サービス
  2. プライオリティパス「プレステージ会員」の会費が無料
  3. 手荷物無料宅配サービス往復2つまで無料

では、それぞれ詳しく説明していきます。

プラチナ・セクレタリー・サービス

このサービスは、24時間年中無休で、ビジネスをサポートしてくれるプラチナコンシェルジュデスクを利用できるようになるサービスです。

公式には、「秘書のように使ってください」と書いてあります。

出張や接待会場の手配等をしてくれるサービスで、「何日に~~を予約しといて」と言うとその通りに予約しておいてもらえます。

しかも、プラチナコンシェルジュデスクを通すと、普段は予約がいっぱいのところでも予約できる場合もあるそうです。

また、海外からの電話にも対応していて、海外旅行先や海外出張先からの電話にも対応してくれます。

海外のホテルやレストランの予約を取ってくれたり、簡単な通訳を電話越しに行ってくれたりすることもあるそうです。

さらに国内ならフリーダイヤル、海外からはコレクトコールなので、電話代がカード会員側にかかることもありません。

個人事業主にとって、ビジネスプラチナ会員になることによって各予約や、検索を行ってくれる秘書が無料で雇えるというのは大きなメリットです。

このサービスを上手く利用すれば、業務の効率を上げることができます。

プライオリティパス「プレステージ会員」の会費が無料

アメックス・ビジネスプラチナ会員だと、世界1,000ヶ所以上のVIP空港ラウンジを同伴者1名まで、無料で利用できるプライオリティパスのプレステージ会員になれます。

通常、プライオリティパスのプレステージ会員には、年間4万3600円の年会費を払わないとなれませんが、アメックス・ビジネスプラチナ会員だと無料です。

手荷物無料宅配サービス

アメックス・ビジネスプラチナ会員1名につきスーツケース2個まで自宅から空港、空港から自宅まで無料で配送してくれるサービスです。

羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港の4つの空港で利用できます。

高ステータスが信頼性を高めてくれるアメックス・プラチナ

アメックス・ビジネスプラチナカードは、120,000円(税別)という高額な年会費の代わりに最高のステータス性と付帯サービスを得ることのできる法人カードです。

このカードを持っていると、他のビジネスマンからも一目置かれ、信頼を得ることに繋がるかもしれません。

アメックス・ビジネスプラチナカードも審査の際に個人情報を重視します。

以前はゴールドカードで実績を積み、インビテーションをもらわなければ発行できないカードでしたが、現在はインビテーションなしで申込可能になりました。

個人情報に自信がある方は申し込んでみてはいかがでしょうか。

 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなら最短3営業日で発行できる

「アメックスのプラチナカードは魅力的だけど、さすがに年会費120,000円は払えない…」

そんな方におすすめしたいのが、アメックスとクレディセゾンが提携して発行している、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下セゾンプラチナビジネスアメックス)」です。

セゾンプラチナビジネスアメックスは、年会費20,000円(税抜)で所持することができるアメックスのプラチナカードです。

さらに年間200万円以上のショッピング利用で、年会費を10,000円(税抜)にまで引き下げることができます。

年会費が安い分、サービス・特典が劣るのではないかと思ったかもしれませんが、決してそんなことはありませんので安心してください。

プラチナカードの名にふさわしい充実した特典がたくさん付いています。

さらに、申込から最短3営業日で発行できるのもセゾンプラチナビジネスアメックスのメリット。

一刻も早く法人カードを手に入れて、経費精算を楽にしたい個人事業主の方にとてもおすすめの一枚です。

まとめ

アメックスの法人カードは、審査の際に個人の情報を重視するため、個人事業主でも比較的発行しやすいビジネスカードです。

そして、アメックスブランドと充実した付帯サービス、特典は所持欲を満たしてくれます。

また、利用実績を重ねていけばワンランク上のアメックス法人カードのインビテーション(招待)が届くこともあります。

プラチナカードへのインビテーションをもらうことを目指して、アメックスで利用実績を積むという人もいるぐらいです。

アメックスの法人カードは、持っているだけでおのずと自信と上を目指す仕事への意欲が沸いてくる可能性を秘めています。

便利さだけでなく、意欲を上げてくれるアメックスの法人カード。

個人事業主の方は、試しに申し込んでみてはいかがでしょうか。

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