ビジネクスト提供のファクタリングサービスを他社と比較

更新日:2018/01/11
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ビジネクストはアイフルのグループ会社で、事業融資を中心とした消費者金融会社です。

ビジネクストでは事業者ローン、不動産担保ローン、法人クレジットカードを取り扱っていますが、今回は売掛金ファクタリングについて紹介しましょう。

ビジネクストのファクタリングはファクタリング専門業者と比較してどれくらいメリットがあるのか解説します。

ビジネクストのファクタリング

まずはビジネクストのファクタリングについて、取扱条件や手数料などをご紹介しましょう。

ファクタリングの対象

ビジネクストのファクタリングに申込可能なのは、法人で個人事業主は対象外となります。

また法人でも建設業、小売業、不動産業の業種は取扱していません。

基本的に売掛金が少ない業種が対象外となっているので、それほどデメリットにはならないでしょう。

対象となる売掛債権については以下の条件があります。

・上限1億円(交渉可能)
・譲渡禁止債権でないこと、検収が完了している確定債権
・継続的に取引のある国内企業(法人・個人事業主)への売掛債権

取引先と継続的な取引があるかどうかは、取引基本契約書、発注書・領収書、銀行通帳、直近1年間の売掛金一覧等の必要書類提出によって確認します。

そのため取引したばかりの取引先の売掛債権は対象外です。

ビジネクストは2社間ファクタリング

ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。

3社間ファクタリングは売掛先に売掛債権の譲渡を通知する必要があるので、取引先に知られたくない場合は、2社間ファクタリングが便利です。

ビジネクストは2社間契約によるファクタリングなので、取引先に知られることなく債権譲渡が可能です。

2社間ファクタリングのイメージ

ビジネクストのファクタリングの流れ(審査終了後)は以下のようになります。

1.売掛先企業からの発注
2.売掛先企業への納品
3.前払依頼(収納代行業者へ請求データを提出)
4.収納代行業者から売掛先企業に請求書送付
5.収納代行業者からビジネクストに前払取次
6.ビジネクストから利用者に一部前払
7.売掛先企業から集金代行業者へ売掛金の支払い
8.集金代行業者からビジネクストへ前払金精算
9.集金代行業者から利用者に残金支払い

この流れを見ると、ファクタリング利用者とビジネクストの間に集金代行業者が存在します。

売掛先に対しては集金代行業者が利用者に代わって請求している体裁なので、ビジネクストの存在は取引先に知られることはありません。

なお、6で一部前払となっていますが、これは掛け目後の売掛金を支払うという意味になります。

掛け目は明確にされていませんが、一般的に70%~90%で、最後に9の段階で残りの10%~30%が支払われます。

手数料・諸費用

2社間ファクタリングは3社間ファクタリングよりも手数料が高くなるというのが一般的です。

相場としては15%~25%とも言われていますが、ビジネクストの手数料は月利で2%以下となっています。
ファクタリングの手数料については「ファクタリングの手数料や相場の目安」を参考にしてください。

2%には0.8%の事務手数料が含まれているので、別途事務手数料を支払う必要はありません。

売掛債権の支払いサイトが90日であれば、3ヶ月×2%が実質的に支払う手数料額となります。

さらに債権譲渡登記・債権譲渡担保登記が条件となっているので、登記費用の実費、収納代行会社への手数料も必要となります。

ビジネクストは上場企業のアイフルの子会社なので、手数料や諸費用に関しては法外な請求をされることは心配する必要はありません。

しかし、手数料や諸費用に関しては利用前に必ず確認しておきましょう。

ビジネクストのファクタリングのメリット

ファクタリングでビジネクストを利用するメリットは、ビジネクストが貸金業者として実績がある安心できる業者であるという点です。

ファクタリングには明確な法規制がないため、悪徳業者も存在している中で安心して利用できるというのは大きなメリットです。

取扱金額に関してはホームページにも明確な記載はありませんが、「簡単診断」で100万円以下の選択肢を入力しても取扱可能となるので、比較的少額でも利用できることがわかります。

ビジネクストのファクタリングは個人事業主の利用はできませんが、小規模な中小企業でも利用できるのはメリットのひとつです。

さらに手数料が低いことなども考えると、ビジネクストのファクタリングは充分利用する価値があるといえます。

それではさらにファクタリング専門業者とビジネクストのファクタリングを比較してみましょう。

ビジネクストとファクタリング専門業者との比較

ビジネクストのファクタリングにもメリットはありますが、専門業者と比較した場合にどれくらいメリットがあるでしょうか?

2つの専門業者と比較してみましょう。

ファクタリング方式と手数料

業歴が長く実績もあるファクタリング業者の株式会社ビートレーディング、株式会社三共サービスと、ビジネクストのファクタリングを比較してみましょう。

まずはファクタリング方式と手数料で比較してみます。

社名 2社間・3社間 手数料
ビジネクスト 2社間のみ ~2%
ビートレーディング 2社間 10%~15%
3社間
三共サービス 2社間 5%~
3社間 1.5%~

ビジネクスト2社間ファクタリングだけの取扱ですが、専門業者2社は3社間ファクタリングも取り扱っています。

しかし、3社間であれば手数料の安い銀行ファクタリングを最初に検討したほうがいいでしょう。

2社間ファクタリングで比較してみると、ビジネクストは手数料の面では2社よりも有利といえます。

しかしビジネクストは月利での金利表示ですが、ほかの2社は支払いサイトに関係ない手数料表示となっているので、売掛債権の支払い期日によってはビジネクストの手数料が高くなる可能性があります。

現金化までの期間を比較

ビートレーディングでは300万円以下では最短即日、300万円以上でも最短翌日に現金化が可能です。

ビートレーディング

三共サービスの場合は最短2日後の現金化となっています。

これに対してビジネクストでは現金化の最短日数などは公表していません。

債権譲渡登記後でなければ前払ができない流れから考えると、1週間程度の余裕が必要です。

急ぎの場合はファクタリング専門業者に申込んだほうが間違いはないでしょう。

取扱金額の比較

ファクタリングの取扱金額についても比較してみましょう。

ビジネクスト 最大1億円
ビートレーディング 最大3,000万円
三共サービス 50万円~3,000万円

最大金額で比較すると高額な売掛債権がある場合は、ビジネクストが有利ですが、個人事業主は対象外となります。

反対に少額の売掛債権や個人事業主でも利用できるのが、三共サービスとなります。

少額利用は三共サービス、高額利用はビジネクストという利用方法が考えられます。

3社の比較結果

ファクタリング業者2社の特徴は、比較的少額の売掛債権を即日または数日で現金化する場合にメリットがあるということです。

特に三共サービスは個人事業主でも利用できるという点は大きなメリットになります。

ビジネクストは中小企業向けで、比較的高額売掛債権を譲渡する場合は、メリットがあります。

手数料が安いことと安心できるという点で、高額のファクタリングはビジネクストを利用しましょう。

ただし審査や手続きはファクタリング専門業者と比べると、ビジネクストは入金まで時間がかかるので、すぐに資金化したい場合には注意が必要です。

ファクタリングのメリット

最後に事業資金調達方法としてファクタリングのメリットをおさらいしておきましょう。

・銀行融資やビジネスローンのように返済の必要がない
・キャッシュフローや貸借対照表の改善
・売掛債権回転率・売掛債権回転期間の改善

金融機関からの借入ばかりで資金調達をしていると、残高が増えるほど次の借入が難しくなります。

ファクタリングで売掛債権を売却すると、借入の必要もなく財務諸表や指標が改善されるので、銀行融資の審査に有利になります。

銀行融資とファクタリングを併用することで、資金調達がより効率的になるというメリットがあります。

まとめ

中小企業経営者は融資だけでなく、ファクタリングを含めたさまざまな資金調達方法の情報に気を配る必要があります。

資金繰りは常に経営者にまとわりつく問題ですが、ファクタリングを利用することでかなり改善できるケースがあります。

ファクタリングを利用したことがない場合は、安心できる業者としてビジネクストも選択肢に含めておきましょう。

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