PR
2023/11/07

法人カードは、ただ決済や経費管理を楽にしてくれるだけのツールではありません。

付帯するサービスを活用すれば、ビジネスのパートナー、頼れる相棒として活躍してくれます。

そんな頼れる付帯サービスのひとつに「プライオリティパス」というものがあります。

限られた法人カードにしか付帯しないこのプライオリティパスのことを、はたしてみなさんはご存知でしょうか?

プライオリティパスとは、通常なら年会費がかかる、世界の空港ラウンジが利用できる権利のこと。

これさえあれば、空港での待ち時間を快適に過ごすことができ、1秒も無駄にすることなくビジネスに向き合うことができます。

今回の記事では、そんなプライオリティパスが無料で付帯する法人カードの情報をお届けします。

ライター嶋崎の実物写真

【ライター】嶋崎
当サイトを運営している嶋崎と申します。
わたしは経営の経験はありませが、サイト運営に携わり約2年が経過するなかで、事業主のお金の悩みは特有であることを勉強してきました。
たとえば事業主へ実際にインタビューをしたり、実際にセミナーに参加したりするなどして、資金調達の流れやどのようなときにお金の不安を感じるのかを勉強しています。
資金繰りの悩みを解決するためのサービスをすべてを網羅するのは大変です。
一から資金繰りの悩みを調べずとも、「ビズローンで解決できた」が叶うように、全力でサポートします。

プライオリティパスとは

「そもそもプライオリティパスって何のこと?」と思っている方もいらっしゃいますよね。

プライオリティパスとは何のことなのか、わかりやすく解説します。

プライオリティパスはひとことで言えば空港ラウンジを利用できる権利のことです。

プライオリティパスは会員制のサービス名で、年会費を支払って会員になることで世界中の提携空港ラウンジを利用することが可能になります。

年会費や会員別のサービス内容は後ほど詳しく紹介しますので、まずは「プライオリティパスは空港ラウンジを利用できる権利」と覚えておいてください。

空港ラウンジとは

それでは次に空港ラウンジはどういったものかについて解説します。

一般的に空港では、出発時間までの時間を待合室で過ごす人が多いでしょう。

空港ラウンジは、空港の通常待合室とは異なる特別な待合室と言えます。
軽食、ドリンクなどが無料で提供され、シャワールームなどもあります。
そのほか空港ラウンジごとのサービスが無料提供される特別な空間です。

 

たとえば、電源はもちろん、プリンターも利用でき、さらにはWi-Fi環境も完備された快適なオフィス環境を使って待ち時間でも仕事ができるのです。

国内線でも使えるラウンジがあり、利用する航空便に左右されずに利用することができます(LCC利用でも可)。

空港ラウンジには、クレジットカード会社が運営するクレジットカードラウンジと、航空会社が運営する空港ラウンジの2種類あります。

プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは航空会社運営のラウンジがメインで、全世界130ヶ国500都市1,000ヶ所以上存在しています。

日本の主な空港の中で、空港ラウンジがある空港はこちらです。

【日本の主な空港ラウンジがある空港】
○成田空港

・KALラウンジ(ターミナル1 )
・IASS Executive Lounge(ターミナル1・2)
・TEIラウンジ(ターミナル1・2)

○関西空港
・KALラウンジ(ターミナル1)
・ぼてぢゅう (ターミナル1)

○中部空港
・KALラウンジ
・スターアライアンスラウンジ
・セントレアグローバルラウンジ

○福岡空港
・KALラウンジ

○羽田空港
該当なし

○新千歳空港
該当なし

空港ラウンジの利用方法と注意点

プライオリティパスを使って空港ラウンジを利用する方法は以下のとおりです。

対象ラウンジの受付でプライオリティパス会員証を提示する
→電子リーダーでスキャンまたは、利用伝票を作成する
→端末または利用伝票に署名する
→利用料金が発生する場合は伝票の記録により請求される

空港ラウンジ利用の注意点

航空ラウンジの利用にはいくつか注意点があります。

・同伴者は無料にならない(2018年9月18日から27米ドルから32米ドルに値上げ)
・利用できる国内空港が少ない

法人カードのプライオリティパスは出張での利用が基本です。

同伴者の料金を気にすることはないため、メリットが大きいと判断できますね。

ただ、利用できる国内空港が少ないのは否めません。

それでも、海外出張のある事業主や法人にとっては、法人カードにプライオリティパスはが付帯することは大きなメリットです。

プライオリティパスを手に入れる方法

次にプライオリティパスを手に入れるための方法を紹介します。

プライオリティパスを取得するには、公式サイトから申込む方法と、プライオリティパスが付帯するクレジットカードに申込む方法という2つのパターンがあります。

クレジットカードの付帯サービス以外でプライオリティパスを持ちたい方は、公式サイトから申込を行ってください。

プライオリティパスのサービス

プライオリティパスは会員制のサービスで、以下の3種類の会員がありそれぞれ年会費やサービス内容が異なります。

プライオリティパスの会員

  スタンダード会員 スタンダードプラス会員 プレステージ会員
年会費 99米ドル 299米ドル 429米ドル
サービス内容 1回32米ドル(同伴者も同額)で利用できる 1回32米ドルで利用できる
会員は年間10回まで無料
同伴者は常に有料
会員は無料(同伴者は1回32米ドル)で利用できる

法人カードに付帯されているプライオリティパスサービスは、上記の年会費が無料になるサービスです。

サービス内容はカードによって違いますが、一般的にはプレステージ会員の年会費が無料になります。

プライオリティパスを利用できるのは

プライオリティパスを持っている本人以外にも、空港ラウンジの利用時に追加料金を払えば同行する家族や友人も一緒に空港ラウンジを利用できます。

法人カードに付帯するプライオリティパスも同様です。

法人カードの名義人以外の同行者も、追加料金を支払えば空港ラウンジを利用できます。

プライオリティパスが付帯する法人カード

次にプライオリティパスが付帯する法人カードを紹介します。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはインビテーションなしで申し込みが可能なプラチナカードです。

プラチナカードとして充実したサービスを、安い年会費で利用できるお得な法人カードです。

年会費 22,000円(税込)
追加カード 3,000円(税抜)最大4枚発行
入会資格 個人事業主または会社経営者
ポイントサービス 永久不滅ポイント
・1,000円1ポイント付与
・還元率0.5%
・JALマイルに移行可能
・セゾンマイルクラブ登録で1,000円10マイル獲得
 ただし永久不滅ポイントは2,000円1ポイントにダウン
付帯サービス ・プライオリティパス(海外空港ラウンジ無料)
・キャッシング利用枠最大300万円
・24時間365日対応のコンシェルジュサービス
・国内空港ラウンジ無料
・海外旅行傷害保険最高1億円
・国内旅行傷害保険最高5,000万円
・ショッピング安心保険
・オンライン・プロテクション
・ハーツレンタカー優待
・ハイヤー送迎サービス優待
・海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス
・現地通貨引き出しサービス(海外キャッシング)
・ビジネス・アドバンテージ(優待プログラム)
法人向け顧問弁護士サービス
・会計ソフト優待
他多数

 

三井住友ビジネスカードfor Owners プラチナ

三井住友ビジネスカードfor Owners プラチナは本格的なステータスの高いプラチナカードを利用したい事業者におすすめの法人カードです。

年会費 税別50,000円
パートナー会員 1名税別5,000円
申込対象 満30歳以上の法人代表者、個人事業主の方
国際ブランド Visa、Mastercard
ポイントサービス ワールドプレゼント
・1,000円1ポイント付与
・還元率0.5%
ポイント有効期限4年
付帯サービス ・旅行傷害保険
国内・海外旅行傷害保険(最高1億円)
・航空便遅延保険
・ショッピング補償
お買物安心保険<動産総合保険>(年間最高500万円)
・ビジネスサポートサービス
・コンシェルジュサービス
・福利厚生代行サービス
・メンバーズセレクション
 プライオリティパス、名医によるセカンドオピニオン、食の逸品の中からひとつを無料で提供
・国内空港ラウンジ
・国際線手荷物無料宅配
・Visaプラチナ空港宅配
・Visaプラチナ海外Wi-Fiレンタル
他多数

JCBプラチナ法人カード

JCBが発行するJCBプラチナ法人カードもステータスの面ではトップクラスの法人カードです。

年会費は30,000円で所持できるプラチナカードと、コストパフォーマンスの高さでおすすめです。

年会費 税別30,000円
追加カード 1名税別6,000円
申込対象 法人または個人事業主の方
ポイントサービス Oki Dokiポイント
・1,000円1ポイント付与
・還元率0.5%~0.85%
付帯サービス ・旅行傷害保険
国内・海外旅行傷害保険(最高1億円)
・航空便遅延保険
・ショッピングガード保険500万円
・カーアクシデントケア50,000円
・プラチナコンシェルジュデスク
・グルメベネフィット(コース料理1名無料)
・プライオリティパス

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは個人で楽天プレミアムカードに入会していないと申し込みできないビジネスカードです。

そのため年会費の合計は税別12,000円となり、格安の年会費で各種サービスが利用できます。

年会費 税別2,000円
(楽天プレミアムカード税抜10,000円)
申込対象 法人代表者または個人事業主の方
国際ブランド Visa
ポイントサービス 楽天スーパーポイント
・100円1ポイント付与
・還元率1.0%~(楽天市場では最大5.0%)
付帯サービス
(楽天プレミアムカードのサービスを含む)
・旅行傷害保険
国内・海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
・プライオリティパス
・国内空港ラウンジ
・Visaビジネスオファー

最もおすすめしたい法人カードは?

 

ゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの券面

上記カードの中でもっともおすすめなのはセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを最もおすすめする理由は2つあります。

1.招待なしで所持できるプラチナカード
2.マイルを貯めやすい

招待なしで所持できるプラチナカード

また、インビテーションなしでプラチナ法人カードを所持できるのも嬉しいポイント。

通常のプラチナカードは、ゴールドカードの利用実績が認められた人が招待されて初めて手にすることのできるクレジットカードです。

そんなプラチナカードをセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなら、招待なしで所持できるのです。

マイルを貯めやすい

さらにJALを利用する機会が多い法人は、セゾンマイルクラブに登録してJALマイルを貯められるという大きなメリットがあります。

セゾンマイルクラブに無料登録すると1,000円の利用で10マイルを貯めることができます。

ただし、永久不滅ポイントのポイント付与が2,000円で1ポイントと、半分にダウンするので気をつけましょう。

その代りJALマイルを貯めるためだけにポイントを利用すれば、永久不滅ポイントの還元率と合わせて1.125%の高還元率となります。

セゾンプラチナビジネスアメックスの概要

これら3つのおすすめポイントに加えて、プライオリティパスも付帯するセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード。

空港ラウンジを活用したい経営者の方に是非ともおすすめしたい1枚です。

 

国内の空港ラウンジが利用可能な法人カード

プライオリティパスは付帯しませんが、国内の空港ラウンジを利用できるようになる法人カードもあります。

中でもおすすめの法人カードはオリコEX Gold for Bizとアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードです。

オリコEX Gold for Biz

EX Gold for Biz

オリコEX Gold for Bizは年会費2,000円で所持できる、手頃な年会費の法人ゴールドカードです。

安めの年会費でありながら、国内の空港ラウンジが利用できるなど、スペックはゴールドカードの名に恥じないという点で、おすすめの法人カードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックスビジネスゴールドのカード券面

言わずと知れた高ステータスの国際ブランド「アメックス」のビジネスカードです。

ゴールドカードのため年会費は税抜31,000円と高めな設定。

しかし、その分様々な付帯サービスがあるので、それを考えるとコスパが高いおすすめの法人カードです。

 

まとめ

空港ラウンジは、空港での待ち時間もビジネスの時間に変えてくれる空間です。

特に海外出張などがある会社なら、長いフライトに備えて快適な空間で時間を過ごせることも、その後の仕事のデキに直結するのではないでしょうか。

プライオリティパスは通常年会費を支払って会員になる必要がありますが、法人カードの中には、そのプライオリティパスが付帯するものもあり、それさえあればわざわざ会員登録をする必要もありません。

空港ラウンジは特別な会員しか利用できない場所です。

特別な人が集まる空港ラウンジには普段はありえないような出会いがあるかも知れません。

ビジネスチャンスはどこに転がっているかわからないもの、そこでの出会いが新たなビジネスにつながることもあるかも知れませんよ。

関連記事