オリコ EX Gold for Bizの特徴やポイント制度、メリットデメリットを解説

更新日:2018/10/03
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オリコカードが発行する「EX Gold for Biz」は、個人事業主および法人代表者向けのクレジットカードです。

前身となった「EX Gold for Biz for iD×QUICPay」からスペックアップし、コンタクトレス決済機能や空港ラウンジサービスが追加されました(2018年10月1日より、電子マネーの付帯は無くなりました)。

年会費は初年度無料、翌年から2,000円(税別)国際ブランドはVISAとMasterCardから選べます。

「EX Gold for Biz」は、の特徴をまとめると、

・設立後間もなくても審査に通りやすい
・他のポイントやマイルに交換できるなど、ポイントプログラムが充実している
・コンタクトレス決済が可能(MastercardコンタクトレスまたはVisaタッチ決済)
・手間のかかる国税納付がクレジットカードででき、スマイルポイントも貯まる(※要手数料)

など、「コスパの良い」カードです。

ポイントプログラムが充実している法人カードは、他に「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」がありますが、年会費は12,000円、31,000円と高め。

その他の法人カードの場合、ポイントは景品との交換のみだったり、初めからポイントが付かなかったりと個人向けとは仕様が異なってきます。

「安い年会費で経費にポイントをつけたい」
「経費の支払いを便利にしたい」

という人にはおすすめのカードといえるでしょう。

「オリコ EX Gold for Biz」の特徴と注意点

オリコのクレジットカードはポイント還元率が高いことで有名ですが、法人カードでもそれは健在です。

詳しくは後述しますが、「EX Gold for Biz」の還元率は0.6~1.1%。
幅があるのは、年間の利用額によって翌年の還元率が変わる「クラステージ」制度があるからです。

法人カードのポイント還元率はたいてい0.3~0.4%ですから、最低でも0.6%の還元率を確保できるのは嬉しいところです。
年会費無料で発行できるETCカードでの支払いにもポイントが付きます。

旅行傷害保険は、海外の場合最高2,000万円が自動付帯、国内の場合最高1,000万円が利用付帯(=旅行代金をカード決済した場合のみ付帯)します。

個人事業主向けと法人代表者向けの2つのカード

個人事業主向けの「S」と法人代表者向けの「M」の2種類のカードが存在しており、いくつかの違いがあります。

・「S」の支払い口座は個人名義、「M」は法人名義
・「S」にはキャッシング機能(※所得証明書が必要になる場合あり)があるが、「M」にはない。
・「S」はメンバー会員(追加カード)が発行できないが、「M」は3枚まで発行できる

その他のスペックはS・M同じです。

新たに空港ラウンジサービスが登場

「EX Gold for Biz for iD×QUICPay」では、空港ラウンジサービスが付帯されていませんでしたが、「EX Gold for Biz」では、新たに空港ラウンジサービスが付帯されることになりました。

・仁川国際空港
・ダニエル・K・イノウエ国際空港
・成田空港
・羽田空港
・新千歳空港
・秋田空港
・仙台空港
・新潟空港
・中部国際空港
・関西空港
・那覇空港
・大阪国際空港
・高松空港
・松山空港
・福岡空港
・熊本空港
・大分空港
・鹿児島空港

上記18の空港で空港ラウンジを利用することができます。

国内の収用空港だけでなく、韓国(仁川国際空港)とハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港)の空港も利用できるのが特徴です。

年会費2000円で空港ラウンジが利用できるのは非常にお得。コスパの高いカードと言って遜色のないサービスです。

「オリコ EX Gold for Biz」の4つの注目ポイント

それでは、「EX Gold for Biz」のメリットをみていきましょう。

設立後間もなくても審査に通りやすい

1つめの特徴は、なんといっても審査に通りやすいことです。
一般に法人カードは審査が厳しく、設立して日が浅いとカードを発行してもらえません。

設立後間もない会社でも通過できる他の法人カードには、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」がありますが、年会費が31,000円と高いのがネックです。

個人事業主向けの「EX Gold for Biz S」には、10万円=100万円のキャッシング機能がついているので、事業を立ち上げたばかりで資金が欲しいときにも融通が利きます。

提出書類は、基本的に入会申込書と本人確認書類(運転免許証、保険証等のコピー、住民票の写しもしくはコピー)のみ。

申し込みの流れは、オンラインで入力された情報をもとに審査→申込用紙送付・返送→カード送付です。
オンライン受付の時点で審査が始まるので、申込書を出してから審査となる他のカードと比べて発行がスピーディーです。

ポイントプログラムが充実している

目玉となるのは、オリコのポイントサービス「暮らスマイル」です。1,000円ごとに1スマイル貯まり、1スマイルは0.5円の価値があります(つまり、0.5%還元)。
EX Gold for Biz会員には20%加算されるので、「EX Gold for Biz」の通常の還元率は0.5%×1.2倍=0.6%ということになります。

加えて、年間の利用額によって翌年の還元率が変わる「クラステージ」があります。
最高は200万円以上で、「クラステージ200」=加算倍率は2.2倍。
年に200万円以上使えば、0.5%×2.2倍=1.1%にもなるということですね。

貯まった「暮らスマイル」は、商品に交換できるほか、他のポイントやマイルへ移行できる「オリコポイント」に移行できます。
1スマイル=5オリコポイントです。

オリコポイントは、TポイントやPonta、楽天スーパーポイント、dポイント、amazonギフト券などにそのままの数値で移行できます(1,000オリコポイント=1,000他のポイント)。

オリコポイントを経由しなければならないのがやや手間ですが、還元率の高さを活かすなら利用必須です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードとのレート比較

結論からいうと、ポイントを貯めるならオリコ、マイルを貯めるならアメックスが優れています。

アメックスのビジネスカードのポイントシステムは、100円で1ポイントが貯まる「メンバーシップ・リワード」です。

3,000円で貯められるポイントおよびマイルは、以下の通りです。

●Tポイントの場合
3,000円=30ポイント=10Tポイント
3,000円=3スマイル=15オリコポイント=15Tポイント

●ANAマイルの場合
3,000円=30ポイント=15ANAマイル
3,000円=3スマイル=15オリコポイント=9ANAマイル

アメックスのビジネスカードは年会費が高いですが、マイルを貯める目的があれば要検討のカードです。
ただし、JALマイルを貯めたい場合はアメックスは使えません。
「EX Gold for Biz」だと、3,000円あたり7.5JALマイルが貯まります。

コンタクトレス決済の利用分もクレカのポイント対象になる

「EX Gold for Biz for iD×QUICPay」のころは、カードの名前にある通り、電子マネーiDとQUICPayが付帯されていました。

「EX Gold for Biz」では、電子マネーの付帯がなくなった代わりに、コンタクトレス決済が可能なカードに生まれ変わりました。

コンタクトレス決済は、電子マネー同様にポストペイ(後払い)の形式の支払い方法で、支払いはカード利用分と合わせて請求されます。

事前にチャージしなくてよいので、「チャージしてなかった!」などのトラブルがありません。

日本国内では、Mastercardコンタクトレス加盟店舗またはVisaタッチ決済加盟店舗で利用できます。

国内ではまだ普及率の低い非接触型決済ですが、海外では300万店舗以上が加盟しており、今後日本国内での普及も加速していくことが予想される最先端の決済システムです。

電子マネーiDとQUICPayは国内のみ利用可能でした。

「オリコ EX Gold for Biz」では、海外でも現金を持ち歩かいスマートな支払いが可能になりました。

クレジットカードにタッチレス決済が付帯するメリットは2点あります。

1. キャッシュレスで店頭支払いができ、現金を持ち歩いたりレジで出したりする手間が省ける
2. 支払いはカード利用分にまとめられるため、タッチレス決済の少額決済にもポイントがつく

特に2.がポイントです。「EX Gold for Biz」を使うときは、店頭支払いにはできるだけタッチレス決済を用いて、ポイントを付けるようにしましょう。

手間のかかる国税納付がクレジットカードでOK!ポイントも貯まります

国税の納付は、以前は次のような方法で行われていました。

1. あらかじめ口座振替の依頼書を作成・提出し、銀行振替
2. 事前に開始届出書を提出し、ネットで電子納税(e-Tax)
3. 金融機関や税務署窓口で現金で納付

確定申告の時期には窓口が埋まる、という話は聞かれた方も多いのではないでしょうか。

そのような中、2017年1月4日から、納付方法に新たにクレジットカード納付が加わりました。
VISAやMasterCard、JCB、アメックス、ダイナースなど主要な国際ブランドの付いたカードなら納付可能で、大変便利なシステムです。

さらに「EX Gold for Biz」のよいところは、国税納付にスマイルポイントが付くところです。
クレジットカード納付には1万円あたり76円(税別)の決済手数料がかかります。つまり、0.8%ほど手数料として余計に引かれるのです。

通常のカードだと、国税納付の混雑や手間から逃れられるメリットはあるものの、手数料分損をしてしまいます。

ただ、「EX Gold for Biz」の場合は、年の利用額によってポイント還元率が上がる「クラステージ」がありますから、一定額以上使用していれば、手数料以上のポイント還元が見込めます。

1年間の利用が50万円以上=「ステージ50」=0.85%還元
同じく100万円以上=「ステージ100」=0.95%還元
同じく200万円以上=「ステージ200」=1.1%還元

初年度はノーマルステージ、誕生月までの利用実績によって翌1年間のステージが決定されますから、あらかじめ誕生月前に余裕をもってカード利用を始めておくことをおすすめします。

オリコの他の法人カード

オリコの他の法人カードとしては、

1. UPty for Biz
2.オリコビジネスカードGold/スタンダード

があります。

それぞれ、
1.個人事業主・法人代表者向けのリボ払い専用カード。ポイントプログラムあり。電子マネー機能なし。追加カード3枚まで
2.法人向けの1回もしくは分割払いカード。ポイントプログラムなし。電子マネーはMasterCardコンタクトレスのみ。追加カード20枚まで。Goldには空港ラウンジサービスあり

という特徴があります。

年会費は1.の場合web入会で初年度無料、次年度から2,000円、2.の場合2,000円/1,250円(いずれも税別。期間限定の初年度無料キャンペーンがある)となっています。
1.2.については、選べるブランドはMasterCardだけです。

上記の2枚と比べると、「EX Gold for Biz」は法人・個人ともに申し込むことができ、ポイントプログラム、空港ラウンジ、コンタクトレス決済を備えた、まさにいいとこどりのカードと言えます。

「オリコ EX Gold for Biz」は、コスパと利便性に優れた法人カード

個人事業主と法人代表者どちらも申し込むことができ、審査も通りやすい「EX Gold for Biz」。

他のビジネスカードにはないポイントプログラムが、年会費2,000円という安さで手に入ります。

コンタクトレス決済で少額決済した分や、国税納付分にもポイントが付くのがいいところです。

ポイントステージ「クラステージ」を進めて、法人カードでも常に高還元率を目指しましょう。

オリコ EX Gold for Bizの基本情報

申込資格 公式サイト参照
必要書類 公式サイト参照
ポイントサービス名 暮らスマイル
ポイント付与率 0.6~1.1%
入会金 無料
年会費 2,000円(税別)
発行時間 -
提携ブランド Visa・MasterCard
限度額 -
支払い方式 公式サイト参照
キャッシング(年率) 公式サイト参照
金融機関名 株式会社オリエントコーポレーション
住所 東京都千代田区麹町5丁目2番地1
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