2019/09/18

アメックスビジネスプラチナカードの審査基準と申し込み方法

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(以下アメックスビジネスプラチナカード)は、アメリカン・エキスプレスの最高ランクの法人カードです。

さらにこのカードは金属製のメタルカードとなっており、持っているだけで高ステータスをアピールできます。

今まで、アメックスビジネスプラチナカードの会員になるには、プラチナ会員からのインビテーション(招待)か、アメックスからのインビテーションを待つしかありませんでした。

しかし、2019年4月からアメックスビジネスプラチナカードに直接申し込めるようになったのです。

充実した付帯サービスや付帯特典、保険を受けられる高ステータスなアメックスビジネスプラチナカードは審査に通ればいきなり持つことができます。

今までインビテーションがなくて、プラチナ会員になるのを諦めていた方は、この機会に申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、直接申し込めるようになったアメックスビジネスプラチナカードの申し込み方法や審査基準、カード発行のメリットについて解説していきます。

アメックスビジネスプラチナカード基本情報

まずはアメックスビジネスプラチナカードの基本情報をおさえておきましょう。

申し込み条件 20歳以上の個人事業主か法人経営者
年会費 130,000円(税別)
追加カード 4枚まで無料。
  5枚目以降1枚につき12,000円(税別)
ETCカード 年会費500円(税別)
限度額 審査によって個別に決められる
ポイント還元率 通常1.0%
最大3.0%
申し込みに必要な書類 本人確認書類
法人の場合のみ、登記簿謄本か登記事項証明書も必要

アメックスビジネスプラチナカードの審査基準は?

アメックスの審査基準は、公表されていません。

ただ、アメックスのビジネスカードの審査自体は甘いと言われています。

何故審査が甘いと言われているか、実例から考えてみましょう。

審査が甘いと言われている理由はなに?

アメックスのビジネスカードの審査が甘いと言われている理由は以下の3つです。

  1. 会社よりも代表者個人の信用情報を重視
  2. 利用限度額がない
  3. 年会費が高い

では、それぞれ詳しく解説していきます。

会社よりも代表者個人の信用情報を重視

一般的な法人カードの審査に通過するには、「会社設立3年以上」が前提条件と言われています。

しかし、アメックス・ビジネスゴールドカードの場合は、会社設立0か月の法人代表者でも審査に通ったり、会社設立2か月で赤字でも審査に通ったりしたという話があります。

これは会社の情報よりも、代表者個人の信用情報を重視しているからです。

アメックスビジネスプラチナカードは、ゴールドカードより審査は厳しくなることは間違いありませんが、審査の際に重視しているところは同じだと予想できます。

ですので、会社を設立してから期間が短くても、申込者本人の信用情報に問題がなければ審査には通るでしょう。

利用限度額がない

アメックスの法人カードには決められた利用限度額がありません。

というのも、カード会員によって個別に利用限度額が決められるからです。

例として、同じゴールドカードであるオリコ Ex Gold for Bizであれば、利用限度額は10万円~300万円となっています。

このように法人カードは最低限度額と最高限度額が決められているのが基本です。

ただ、アメックス・ビジネスゴールドカードであれば、最低限度額も最高限度額もありません。

アメックスはカード会員の信用情報を元に限度額を割り振って、貸し倒れのリスクを減らしています。

そして、入会してからの支払いや利用実績に応じてカードの利用限度額を上げていくようです。

限度額を少なくしておけば、万が一貸倒が起きたときでも、被害は最小に抑えられます。

そのため、カード発行の審査は甘めにできるというわけです。

年会費が高い

年会費の高さも、審査を甘くできる理由の一つと考えられます。

アメックスビジネスプラチナカードの年会費は130,000円(税別)とかなり高額。

そのため、万が一貸倒が起きたとしても、年会費で被害額を埋め合わせることができます。

審査の基準をふまえた対策

では、アメックスビジネスプラチナカードの審査に通過するためにできる対策を2つ紹介します。

  1. 債務残高を返済する
  2. 1度落ちてしまったら何度も申し込みをしない

では、それぞれ詳しく解説していきます。

債務残高を返済する

アメックスは審査において個人の信用情報を重要視します。

なので、個人の信用情報を高めることが審査通過に繋がります。

クレジットカードを作る際に他の債務があると、信販会社側に「他に債務があるのに新しくクレジットカードを作って大丈夫なのか?」と思わせてしまい、審査に悪い影響を与えます。

債務がある場合は、債務をできる限り減らしてからアメックスビジネスプラチナカードに申し込んだ方が審査には通りやすいです。

また、過去に金融事故を起こしていて信用情報機関のブラックリストに入ってしまっている人は、金融事故情報が抹消されるまで待ってからアメックスビジネスプラチナカードに申し込みをしましょう。

1度審査に落ちてしまったら何度も申し込みをしない

アメックスビジネスプラチナカード発行の審査に1度落ちてしまったら次に申し込むまでに6ヵ月間は期間を空けましょう。

クレジットカードに申し込んだ記録は、信用情報機関に6ヵ月間保管されます。

審査に落ちたからといって申し込みから6ヵ月以内に何度も続けて申し込んでいると、「申し込みブラック」という状態になってしまい、余計審査に通りにくくなってしまいます。

アメックスビジネスプラチナカード発行の審査に落ちた場合は、もう一度申し込むのは6ヵ月後以上空けてからにするべきです。

もしくは、1ランク下のアメックス・ビジネスゴールドカードに申し込み、6ヵ月間はアメックスからの信用を積み重ね、それから再度アメックスビジネスプラチナカード発行の審査を受けると良いでしょう。

では次の項目では、実際にアメックスビジネスプラチナカードに申し込みをする方法を紹介します。

アメックスビジネスプラチナカードを作る方法

アメックスビジネスプラチナカードを作る方法は、以下の3つです。

  • 公式サイトから申し込み
  • 空港で営業担当から申し込み
  • インビテーションを待って申し込み

では、それぞれ詳しく説明していきます。

公式サイトから申し込み

公式サイトのアメックスビジネスプラチナカードのページから申し込みをすることができます。

2019年4月までプラチナ会員になるには、まずはアメックス・ビジネスゴールドカードを作ってプラチナ会員のインビテーションを待つという方法しかありませんでした。

ゴールド会員を経由する必要がなくなり、いきなりプラチナに申し込めるようになったのは大きなメリットです。

公式サイト内では、個人事業主か法人代表者かによってクリックする場所が違うため注意しましょう。

空港で営業担当から申し込み

アメックスのビジネスカードは、貯めたポイントをANAマイルに交換できるという特徴や、充実した海外旅行保険がついているといった特徴からか、空港で営業担当社員が新規会員の勧誘を行っていることがあります。

基本的にアメックスANAカードを勧めているようですが、希望すればアメックスビジネスプラチナカードの申し込みもできます。

営業担当の社員がアメックスの審査基準を教えてくれるようなことはありませんが、どうすれば通りやすいかや、注意点を申し込む際に教えてくれることはあるそうです。

一人で申し込むのが不安という方は、空港に行って営業担当の社員から申し込むようにしましょう。

インビテーションを待っての申し込み

直接申し込めるようになったからと言ってインビテーションがなくなるというわけではありません。

アメックス・ビジネスゴールドカードの会員で条件を満たした人には、これからもインビテーションが届きます。

インビテーションが届いたからといって必ず審査に通るわけではありませんが、審査に通る見込みのある会員にしか送っていないようです。

実際ゴールド会員になって2か月でプラチナ会員のインビテーションが来たという人もいれば、ゴールド会員になって2年経ってもプラチナ会員のインビテーションが来ないという人もいます。

いきなりプラチナ会員でなくても良いという人は、まずはアメックス・ビジネスゴールドカードを発行して、インビテーションを待つという方法が良いでしょう。

ゴールドから切り替えた際、残りの年会費はどうなるの?

アメックス・ビジネスゴールドカードを発行して2か月でアメックスビジネスプラチナカードに切り替えた場合、ゴールドカードの年会費はどうなるのでしょうか。

ゴールド会員になってすぐにプラチナ会員に切り替えても、ゴールド会員の残りの年会費を払う必要はありません。

ゴールド会員だった期間分の、日割りで計算された年会費のみを支払うことになります。

つまり、ゴールド会員だった期間が2か月であれば支払う年会費は、

ゴールド会員年会費31,000円(税別)÷12か月×2か月=5166円(税別)

となります。

すぐに切り替えてもプラチナ会員とゴールド会員の分の年会費を二重で請求されることはありません。
なので、切り替えるタイミングを気にする必要はありませんね。

では、アメックスビジネスプラチナカードを発行するために必要な書類は何でしょうか。
次の項目で見ていきましょう。

審査を受けるために必要な書類

アメックスビジネスプラチナカードの審査を受けるのに必要な書類は、申込者が個人事業主か法人代表者かによって変わります。

では、それぞれ詳しく解説していきます。

個人事業主の場合

アメックスビジネスプラチナカードに申込むのが個人事業主の場合、カード申込みに必要な書類は本人確認書類のみです。

本人確認書類として利用できるものは、以下の8種類の書類です。

個人事業主がアメックスビジネスプラチナカードを作る際の必要書類
書類の種類 該当する書類
本人確認書類 運転免許証
特別永住者証明書
在留カード
パスポート
マイナンバーカード
各種健康保険証
住民票の写し
住民基本台帳カード

アメックスビジネスプラチナカードは、条件さえ合えば副業用として一般のサラリーマンでも発行することができます。

法人の場合

アメックスビジネスプラチナカードに申込むのが法人の場合、カード申込みに必要な書類は本人確認書類に加えて、商業登記謄本か登記事項証明書のどちらか1つが必要です。

法人がアメックスビジネスプラチナカードを作る際の必要書類
書類の種類 該当する書類
登記簿謄本 登記簿謄本
登記事項証明書
本人確認書類 運転免許証
特別永住者証明書
在留カード
パスポート
マイナンバーカード
各種健康保険証
住民基本台帳カード

注意しなければならないのは、法人の場合のみ本人確認書類として住民票の写しが認められないという点です。

アメックスビジネスプラチナカードの口コミ

口コミのイメージ画像では、実際にアメックスビジネスプラチナカードを作った人がどのような流れで作ったのか、口コミで実例を見てみましょう。

空港ブースで切り替え希望

「雨ビジネスゴールド歴10ヶ月で2/12に空港のブースにておねだり、申込書を3/11に空港のブースにて記入し手渡ししました。
3/25にオンライン画面がプラチナに変わり3/31にカード到着、4/1にETCが到着しました。
性別:男性 年代:40代 仕事:自営業 利用限度額:90万円」

コチラの方は、空港のアメックス営業担当社員に直接切り替えたいと言って切り替えたようです。

プラチナ会員のインビテーションが来ない場合は、アメックスのデスクや営業担当に、直接切り替えたいという要望を伝えるというのも効果的なようです。

既にアメックス・ビジネスカードを持っていて、プラチナ会員になりたい方は試してみてはいかがでしょうか。

ゴールド会員半年でインビテーションが来た

「9/23に雨より電話『カード契約から半年経過致しましたがご不満な点はありますか?etc』色々と話をしたら9/28にインビ到着9/29投函10/10別件電話の際に審査状況聞いたら10/6に可決との事。雨金取得2月なので半年でインビ来ました。
性別:男性 年代:40代 仕事:自営業 利用限度額:限度額なし」

コチラの方は、利用開始して半年でプラチナ会員のインビテーションが送られてきたようです。

利用実績次第で、半年でもプラチナになることができるということですね。

1度審査に落ちても、アメックス・ビジネスゴールドカードの利用実績を積めば半年でプラチナ会員になることができる可能性もあるということです。

では、アメックスのビジネスゴールドカードとビジネスプラチナカードの違いはなんでしょうか。

次の項目で見てみましょう。

ビジネスゴールドにはないビジネスプラチナのメリット

アメックス・ビジネスゴールドとアメックス・ビジネスプラチナの違い

アメックスビジネスプラチナカードには、アメックス・ビジネスゴールドカードの持つ付帯特典に加えて、さらにワンランク上の特典が付帯しています。

アメックス・ビジネスゴールドカードにはない、アメックスビジネスプラチナカードのメリットを5つ紹介します。

  1. プラチナ・セクレタリー・サービス
  2. ホテル・メンバーシップ
  3. フリー・ステイ・ギフト
  4. プライオリティパス
  5. メンバーシップリワードプラス年会費無料

では、それぞれ詳しく説明していきます。

プラチナ・セクレタリー・サービス

24時間年中無休でビジネスについての相談をできる「秘書」を利用できるサービスです。

具体的には、出張の際の宿泊先や接待のための会食の予約を取ってもらったり、要望通りの店や場所を探してもらったり等、本当の秘書のように利用することができます。

さらに、このサービスは、海外でも利用可能な上に国内ではフリーダイヤル、海外ではコレクトコールのため利用者側には一切お金がかかりません。

あまりの便利さに、このサービスだけでも年会費分の価値があると感じるアメックスビジネスプラチナカード会員もいるようです。

確かに、年間13万円で秘書が雇えると考えると安いかもしれません。

ホテル・メンバーシップ

ホテル・メンバーシップは、4つの高級ホテルの上級会員資格が手に入るサービスです。

4つの高級ホテルというのは、「ヒルトン・オナーズ」、「Radisson Rewards」、「シャングリ・ラ・ゴールデンサークル」、「Marriott Bonvoy」です。

ちなみに通常なら、年間25泊から40泊しないとこの4つのホテルの上級会員にはなれません。

1泊何万円もする高級ホテルに何十泊もするとなると上級会員になる頃には、相当お金がかかってしまいますよね・・・

ただ、アメックスビジネスプラチナカード会員であれば、無料で上級会員になることができます。

ちなみに上級会員になることで、無料で部屋のアップグレードができたり、レイトチェックアウトができたりするようになります。

フリー・ステイ・ギフト

1年に1回、アメックスビジネスプラチナカードを更新するタイミングで国内の対象ホテルにて2名まで利用できる無料宿泊券がもらえます。

宿泊できるホテルも、ホテルオークラやヒルトンホテルなど、グレードの高いホテルばかりです。

プライオリティパス

アメックスビジネスプラチナカードの会員だと、世界1,000ヶ所以上のVIP空港ラウンジを同伴者1名まで、無料で利用できるプライオリティパスのプレステージ会員に無料でなることができます。

通常、プライオリティパスのプレステージ会員になるには、4万3600円の年会費がかかります。

ちなみに、アメックス・ビジネスゴールドカードだと、国内外29空港のラウンジしか使えません。

ゴールド会員かプラチナ会員かで、利用できる空港ラウンジに970ヶ所以上の差があります。

メンバーシップリワードプラス年会費無料

メンバーシップリワードプラスは、通常年会費3,000円(税別)で参加できるプログラムです。

この年会費が、アメックスビジネスプラチナカード会員なら無料になります。

メンバーシップリワードプラスに参加していると、Amazon等の加盟店でアメックス法人カードを利用した際のポイント還元率が3%になる「ボーナスポイントプログラム」を利用できます。

また、メンバーシップリワードプラスに参加しているかどうかで、ポイントをマイルに交換する際のマイル還元率も変わります。

まとめ

アメックスビジネスプラチナカードはステータスカードとしても有名ですが、決してステータスのみの法人カードではありません。

クレジットカードとしての使い勝手はもちろん、便利な付帯サービスや付帯特典もあります。

そして、今までは自分から申し込むことのできなかったこのアメックスビジネスプラチナカードに、申込むことができるようになっているのです。

前からアメックスビジネスプラチナカードに興味があった方や、インビテーションを待っていた方はこれを機に自分から申し込んでみてはいかがでしょうか。

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