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2024/03/06

クレジットカードとスマホ

法人カードを発行するための最低条件は、法人設立3年以上経過かつ2年以上は黒字決算であることと言われています。

上記のような話があることから、法人設立から間もない企業の事業主は、アメックスビジネス・ゴールドカードの審査も厳しいのかな?」と感じた経験があるのではないでしょうか。

アメックスビジネス・ゴールドカードは、持っているだけで信用にも繋がる高ステータスさと、他社のプラチナカード並みの付帯サービスが特徴のビジネスカードです。
そのためアメックス・ビジネスゴールドは審査が厳しいと思われがち。

この記事では、アメックス・ビジネスゴールドカードの審査には、どういった人が通りやすいのかを解説していきます。

まずはアメックス・ビジネスゴールドの基本情報と、入会の為のための条件を確認しておきましょう。

ライター嶋崎の実物写真

【ライター】嶋崎
当サイトを運営している嶋崎と申します。
わたしは経営の経験はありませが、サイト運営に携わり約2年が経過するなかで、事業主のお金の悩みは特有であることを勉強してきました。
たとえば事業主へ実際にインタビューをしたり、実際にセミナーに参加したりするなどして、資金調達の流れやどのようなときにお金の不安を感じるのかを勉強しています。
資金繰りの悩みを解決するためのサービスをすべてを網羅するのは大変です。
一から資金繰りの悩みを調べずとも、「ビズローンで解決できた」が叶うように、全力でサポートします。

アメックスビジネスゴールドカード基本情報

アメックスビジネスゴールドのカード券面アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

申込条件 20歳以上の個人事業主か法人経営者
年会費 36,300円(税込)
追加カード発行費用 13,200円(税込)/ 1枚
ETCカード年会費 550円(税込)
限度額 審査によって異なる
ポイント還元率 0.3%~3%※2
必要書類1 【本人確認書類】

  • 運転免許証(両面)
  • 運転経歴証明書(両面)
  • 健康保険証(両面)
  • パスポート※3
  • 住民票の写し
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 写真付き住民基本台帳カード(両面)
  • 在留カード(両面)
  • 特別永住者証明書(両面)

※1 法人の場合は、登記謄本もしくは登記事項証明書を提出する必要があります。

※2 最大3%はメンバーシップ・リワード・プラス登録した場合です。

※3 日本政府発行かつ所持人記入欄があるもの。

アメックスビジネスゴールドカード入会の条件

アメックスビジネスゴールドカード入会のための資格は、20歳以上の個人事業主(フリーランス)または法人経営者の方です。

個人事業主向けに発行されるカードと、法人向けに発行されるカードはカードの名前の欄に法人名が書かれるか、個人名が書かれるかの違いがあります。

アメックス・ビジネスゴールドカード入会の条件自体は、とくに変わったものはありません。

それなのに何故、持っているだけで高ステータスなカードと言われているのでしょうか。

何故ステータスが高いカードというイメージがあるの?

何故ステータスが高いカード

そもそも何故アメックスビジネスゴールドカードには、高ステータスの証というイメージがついているのでしょうか。
それはアメックスの歴史を見ると理解することができます。

アメリカン・エキスプレス(アメックス)は、1980年に日本で最初にゴールドカードを発行した会社です。
発売した当時の日本はバブル初期だったので、持ち物等に対するステータス性を意識している人も多い時代でした。
そこで他社が発行していなかったゴールドカードを発行したことで、爆発的な人気を獲得し、アメックスのゴールドカードを持っているのがステータスになったのです。

また当時のアメックスビジネス・ゴールドカードを発行するための最低条件は、25歳以上で年収が500万円以上という厳しいものでした。
こういった歴史が影響して、アメックスビジネス・ゴールドカードは、高ステータスの人のみが持てるカードというイメージが世間に定着しているわけです。

そのため未だにアメックス・ビジネスゴールドの審査は厳しいというイメージがあります。

では実際アメックス・ビジネスゴールドの審査は厳しいのでしょうか?

次章で詳しい内容を解説していきます。

アメックス・ビジネスゴールドの審査は厳しい?

アメックス・ビジネスゴールドは、ビジネスカードの最高峰と言われていました。

そのため敷居が高いイメージを持っている方もいるでしょう。

ただし一概に審査が厳しいと判断しなくてもいい理由が3つあります。

  • 会社よりも個人を見て審査をしている
  • ゴールドカードが1番上のランクではなくなった
  • 限度額の設定がない

ではそれぞれ詳しく説明していきます。

会社よりも個人を見て審査をしているから。

アメックスビジネス・ゴールドカードが、法人設立間もない人でもカード発行する場合があります。

審査では【会社】よりも【個人】の信用度を見ているのがポイントです。

アメックスビジネス・ゴールドカードの発行を個人事業主が申し込んだ場合、必要な書類が本人確認書類のみというのも、そういった理由からでしょう。

会社の信用がまだなくても、個人の信用があれば発行してもらえるため、他社の法人カードと比べて審査に柔軟な姿勢をとってくれています。

ゴールドカードが1番上のランクではなくなった

元々アメックスの法人カードの中では、ゴールドカードが最高ランクのカードでした。
しかし現在はゴールドカードの上に、【プラチナカード】があります。

現在のアメックスから発行できる法人カードのランクをまとめると、以下のようになります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

【プラチナカード】

  • ゴールドカードよりもランクの高いカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

【ゴールドカード】

  • 現在はプラチナカードの方がランクが高い
  • プラチナ出現以前は、アメックス・ビジネスカードの中で最高ランクのカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

【グリーンカード】

  • アメックス・ビジネスカードの中で、一番下のランクカード

上記表の上に行けば行くほど、ランクが上がります。
上記表を見てわかることは、ゴールドカードは現在、アメックスのカードの中で、ランクが真ん中カードということです。

1番上のランクだった頃に比べると、さらに上のランクのカードが出てきたため、審査基準は異なっている可能性が高いです。

限度額の設定がないから

アメックスのカードには、決められた限度額がありません

というのも申し込みをした人の信用情報によって、それぞれ個別に限度額が設定されるためです。
カード入会の入り口を広くし、入会してから利用できる金額を制限することによって貸し倒れのリスクを減らすというシステムです。

実際カード発行したばかりのときは、限度額が30万円までというケースが多いです。
つまり会員になってから信用を積み上げていくことが大事になっています。

いきなり限度額が数百万円となると、収入状況など細かくチェックされるため、審査が厳しくなる可能性があります。

しかし限度額が個別に設定されるため、あなたの収入状況に合った限度額設定で審査が進むので、一概に審査が厳しいとはならないでしょう。

つづいて審査に落ちてしまう人の特徴を紹介していきます。

アメックスビジネス・ゴールドカードの審査に通りにくい人

アメックスビジネスゴールドカードの審査に通りにくい人

アメックスビジネス・ゴールドカードの審査に通りにくい人はどのような人でしょうか。
自分が該当していないかチェックしましょう。

審査に通りにくい人は以下2種類の人です。

・信用情報に問題のある人
・カードの申し込み枚数が多い人

ではそれぞれ詳しく解説していきます。

信用情報に問題のある人

過去に債務整理などの金融事故を起こしている人や、クレジットカードの支払いを延滞している人は審査に通りにくいでしょう。

アメックスの公式サイトに、カード発行審査の際には信用情報機関に登録されている信用情報を参照していると書かれています。

アメックスも他のクレジットカード会社と同じように、個人信用情報はチェックしています。

金融事故や、支払いの延滞等をしてしまった人は、事故情報が信用情報機関から抹消されてからでないと、アメックスビジネスゴールドカードを発行するのは難しいでしょう。

カードの申し込み枚数が多い人

クレジットカードや、カードローンに申し込んだ記録は、信用情報機関に6ヵ月間保管されます。

その期間内に何度も続けて申し込んでいると、「申し込みブラック」という状態になってしまい、余計審査に通りにくくなってしまいます。

過去6ヵ月間で、5回以上クレジットカードやカードローンに申し込んで審査に落ちている場合、申し込みブラック状態になっているかもしれません。
次回の申し込みは、最後の申し込みから6ヵ月以上は期間を空けて、アメックスビジネス・ゴールドカードに申し込むようにしましょう。

上記でお伝えした内容とは逆に、信用情報に問題がない方で最後にカードを申し込んでから6ヵ月以上期間が空いていれば、審査に通る可能性は高いです。

つづいて審査に必要な書類を見ていきましょう。

アメックスビジネス・ゴールドカードの審査に必要な書類

審査に必要な書類

ではアメックスビジネス・ゴールドカードの審査を受けるのに必要な書類はなにか見ていきましょう。

アメックスビジネスゴールドカードの審査に必要な書類は、個人事業主と法人で異なります。

それぞれ順番に紹介していきます。

個人事業主の場合

個人事業主がアメックスビジネス・ゴールドカードに申し込む場合、必要な書類は本人確認書類のみです。

本人確認書類として利用できるものは、以下の9種類の書類です。

個人事業主がアメックスビジネス・ゴールドカードを作る際の必要書類
書類の種類 該当する書類
本人確認書類
  • 運転免許証(両面)
  • 運転経歴証明書(両面)
  • 健康保険証(両面)
  • パスポート
  • 住民票の写し
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 写真付き住民基本台帳カード(両面)
  • 在留カード(両面)
  • 特別永住者証明書(両面)

審査に必要な書類が本人確認書類のみなら、サラリーマンでも発行できます。

個人用カードとは別に、副業専用のクレジットカードとして、アメックスビジネス・ゴールドカードを持つということもできます。

法人の場合

アメックスビジネス・ゴールドカードに申し込むのが法人の場合、カード申込みに必要な書類は本人確認書類にくわえて、商業登記謄本か登記事項証明書のどちらか1つが必要です。

個人事業主がアメックスビジネスゴールドカードを作る際の必要書類
書類の種類 該当する書類
登記簿謄本 登記簿謄本
登記事項証明書
本人確認書類
  • 運転免許証(両面)
  • 運転経歴証明書(両面)
  • 健康保険証(両面)
  • パスポート
  • 住民票の写し
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 写真付き住民基本台帳カード(両面)
  • 在留カード(両面)
  • 特別永住者証明書(両面)

書類を用意したら、メールで提出して審査が始まります。

審査にはどれくらい時間がかかるのでしょうか。

アメックスビジネス・ゴールドカードの審査は時間がかかる

審査には時間がかかる

アメックスビジネスゴールドカードの審査にかかる時間の目安を、インターネット上の口コミを集計して割り出しました。

集計の結果が以下です。

口コミ60件中
申込日から1週間未満でカード到着 15件
申込日から2週間未満でカード到着 15件
申込日からカード到着まで2週間以上 30件

アメックスビジネスゴールドカードに申し込んでから、2週間から3週間前後でカードが到着したという人が1番多かったです。

アメックスビジネスゴールドカードは、使用する予定の直前に申込んでも審査に時間がかかってすぐには発行されない可能性が高いです。

アメックスビジネスゴールドカードに申し込む際には、審査に3週間程度かかると考えておいた方が良いでしょう。
ちなみに口コミの中では、カード申し込みからカード到着までの最速が5日、最遅が73日でした。

人によって審査にかかる時間は大きく変わるようです。
審査が遅いと思ったらアメックスのデスクに電話して問い合わせましょう。
電話することによって優先して審査を進めてもらうこともできます。

ところで時間のかかる審査が完了して、アメックスビジネス・ゴールドカードが手に入ったらどのようなメリットがあるのでしょうか。

アメックスビジネス・ゴールドカードのメリット

メリットの画像

アメックスビジネスゴールドカードを発行できれば、以下4つのメリットが得られます。

  • 経費を法人カードで支払える
  • ポイントをマイルに交換できる
  • 最大1億円の海外旅行傷害保険
  • 充実した付帯サービス

では、それぞれ詳しく説明していきます。

経費を法人カードで支払える

会社の経費を、アメックスビジネス・ゴールドカードで支払うことができます。
法人カードで会社の経費を支払うことによって経費の支払い金額に応じて、ポイントが貯まるというメリットが得られます。

アメックス・ゴールドカードのポイント還元率は通常1%です。
毎月50万円の経費がかかっていた場合、毎月5,000ポイント貯めることができます。

では貯まったポイントは、どのように使うことができるか見てみましょう。

ポイントをマイルに交換できる

アメックスビジネスゴールドカードで、貯めたポイントは、全16航空会社のマイルに交換することができます。

ANAマイルに交換する場合の、ポイントからマイルへの最大換算率は100%、1ポイント=1マイルに交換することができます。

参考までに、50,000マイルあれば、そのシーズンでも東京とハワイを往復できます。
月に50万円の経費を支払っている会社なら、年に1回経営者がマイルでハワイ旅行を楽しむことができます。

アメックスビジネスゴールドカードは、さらに海外旅行の際にも役に立つ保険機能がついています。

最大1億円の海外旅行傷害保険

アメックスビジネスゴールドカードで、出入国のための国際航空機または、国際船舶のチケットやツアーの料金を支払っていれば、最大1億円の海外旅行傷害保険が受けられます。

またこの保険は、最大補償料金こそ変わりますが、基本カード会員の家族や、追加カード会員にも適用されます。

追加カードを持った部下が海外で事故に遭ってしまった際など、思わぬトラブルの際に役に立ちそうですね。

充実した付帯サービス

アメックスビジネスゴールドカードには、たくさんの付帯サービスがあります。

空港ラウンジを利用できるのはもちろん、特に便利なのは手荷物無料宅配サービスとオーバーシーズ・アシストです。

それぞれ説明していきます。

手荷物無料宅配サービス

手荷物無料宅配サービスとは、海外出張などに出かける際に、空港から自宅、自宅から空港へスーツケース1つを無料で配送できるサービスです。

このサービスを利用すれば、出張前後の、空港と自宅の行き帰りが手ぶらなんてことも可能になります。

オーバーシーズ・アシスト

「海外でレストランを探すのが大変だった」

このような経験ありませんか?

オーバーシーズ・アシストとは、海外でのレストラン探しや旅程変更を、24時間年中無休で、日本語で旅のサポートをしてくれる特典です。
1人だと心細い海外出張も、アメックスビジネスゴールドカードの付帯サービスのおかげで、無駄な時間をたられず、スムーズな行動がとれます。

アメックスビジネス・ゴールドカードを持っていると、カード付帯のサービスや特典を利用して品質の高さが感じられますよ。

アメックスビジネス・ゴールドカードのメリットに関しては、徹底解説している記事があるので、そちらもぜひ一読してみてくださいね。

つぎは利利用の際に注意しておきたいデメリットも見てみましょう。

アメックスビジネスゴールドカードのデメリット

デメリットの画像

アメックスビジネス・ゴールドカードには、品質の高いサービスや特典がついています。

とはいえデメリットもあります。

アメックスビジネス・ゴールドカードのデメリットは以下の2つです。

  • 年会費が高い
  • 分割払いができない

年会費が高い

アメックスビジネスゴールドカードの年会費は36,300円(税込)です。

他社のゴールドカードの年会費が、10,000円前後ということを考えると、かなり高いです。
アメックスビジネス・ゴールドカードの付帯サービスを日頃から利用するようにすれば、充分満足できるのではないでしょうか。

年間36,300円(税込)は、月額にすると3,025円です。
この年会費は経費にできますので、経費として精算しましょう。

分割払いができない

アメックスビジネス・ゴールドカードは、分割払いに対応していません。

法人カードで分割払いができること自体少ないですが、最近ではJCB法人カードやオリコEX Gold for Bizなら、分割払いができるようになっています。

会社でかかるお金を分割払いしたいのであれば、アメックスビジネス・ゴールドカードは利用できません。

まとめ

アメックスビジネス・ゴールドカードは持っているだけで高ステータスの証となり、充実した付帯サービスを受けられます。
またビジネスマンが、いつかは持ちたいと考えているカードとも言われています。

上記のような世間のイメージによって「自分には持てないよ」と思い、申込自体を諦めている方も多いのではないでしょうか。

しかしアメックスビジネス・ゴールドカードの審査自体は、あなたが考える以上に審査が厳しくないかもしれません。

ぜひこの機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。

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