現在、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの年会費は、31,000円(税別)です。
月に換算すると2,584円(税別)。
果たしてアメックスのビジネス・ゴールド・カードにそれだけの値打ちがあるのか?
値打ちがあったとして、審査はどうなのか?
調べてみると、アメックスのビジネス・ゴールド・カードは、予想以上に充実したカード内容、柔軟な審査ということがわかりました。
日本進出100周年イヤーである2017年2月から始まった新サービスにも注目です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードと他の法人カードとの違い
法人カードをもつ基本的なメリットは2つあります。
■社員に追加カードをもたせ、カード支払いをすることで、立替払いや領収書入力の手間、振込手数料のコストをカット
■経費をカード一本にまとめることで、ビジネスとプライベートを区別できる
ただし、アメックスのビジネス・ゴールド・カードには、他の法人カードにはないサービスがあります
・アメリカン・エキスプレスのカードらしく、旅行や出張に強い
・ゴールド会員限定イベント等で人脈や情報が得られる
・T&Eカードらしく、文化やエンタメなどの情報が得られる
・経費でポイントがどんどん貯まり、使い道もマイル、支払い充当など多様
・設立後間もない会社・固定電話なしでも発行できる
単に経費精算のコストや手間を削減したいだけであれば、他の法人カードでもできます。
しかしアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードには、コスト削減にとどまらない、プラスアルファのサービスがたくさん付帯しており、カード利用の際には、必ずチェックしておきたいものです。
今回は5つのポイントに絞って、以下で詳しく内容をみていきましょう。
他にはないビジネスサポート
他の法人カードにある明細サービス、出張費や物品・レストラン等の優待サービス、公共料金支払いサービス、福利厚生サービスは当然ながら付帯しています。
そのほかの、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードだけのサービスは以下の通りです。
企業情報調査でビジネスを安全に成長させる
ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」が年会費無料で使えます。
こちらは、「帝国データバンク企業情報」や「東京商工リサーチ企業情報」の市場や企業、人物等ビジネスに関わる情報を集めたデータベースです。
全国145万社以上の企業情報、10社以上の調査会社によるリスク格付け、全国紙や専門誌の過去記事約1億件以上等を調べることができます。
また、取引先が信用できるかどうか確かめたい場合のビジネス情報調査代行サービスも年会費無料です。
正確かつ網羅性・専門性の高い情報を得るためには、情報コストが必要になります。
アメックスのビジネスカードは、情報の窓口を維持する費用を肩代わりしてくれるといえるでしょう。
「ビジネス・ゴールド・ヘルスケア・サービス」で24時間365日健康管理を
健康管理もよいビジネスのためには必須です。
ただ日々の生活で後回しになってしまったり、医療機関探しにも手間がかかるものですよね。
「ビジネス・ゴールド・カード」では、年中無休・無料で電話相談ができます。
高額出費にも事前承認で対応
アメックスのカードは、他のカードのように一律で利用枠が設定されていることはありません。
利用枠は個々のカードで異なり、利用状況によって随時更新されます。
高額出費の際には、「事前承認係」へ電話で連絡しておきましょう。
アメリカン・エキスプレスのカードらしく、旅行や出張に強い
他の法人カードにも出張サポートはありますが、アメックスの場合「トラベル・オンライン」や「トラベル・デスク」をはじめ、使えるサービスが豊富であるのが強みです。
同伴者1名まで無料の空港ラウンジサービス、エアポート送迎サービス、無料ポーターサービス、手荷物宅配サービス(空港・東京駅)などなど、出張が身軽になるサービスも満載です。
また、国内外の旅行傷害保険が家族特約付きで適用されるのも特徴です。
旅行代金をカード決済した場合(利用付帯)、基本カード会員ですと国内旅行に最高5,000万円、海外旅行に最高1億円の補償が付きます。
追加カード会員の場合は国内外ともに最高5,000万円、基本カード会員および追加カード会員の家族は、国内外ともに最高1,000万円の補償です。
カード決済しなかった場合(自動付帯)、海外旅行のみ、基本カード会員とその家族のみの補償となります。
参考:国内航空機順延費用(公式サイト)
ゴールド会員限定イベント等で人脈や情報が得られる
2017年2月から、ゴールド会員限定イベントが新たに追加されました。
年に数回、ビジネスに活かせる各種イベントが開催されています。
たとえば、『伝え方が9割』の著者である佐々木圭一さんから直接お話を聞けるイベントや、ソムリエの田崎真也さんからワインについて学べるイベントがあります。
また、帝国ホテル5階にカード会員専用ラウンジ「ミーティング・スクエア」が新たに用意されました。
お客様との商談や打ち合わせ、休憩等に使えます。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードを使っている人には、ビジネスへの向き合い方やカードに求める役割に共通点があると考えられます。
そのような人々との交流も、ビジネスを広げるのに役立つのではないでしょうか。
T&Eカードらしく、文化やエンタメなどの情報が得られる
アメリカン・エキスプレスはT&Eカード(=Travel & Entertainment Card)です。カードの種類としては、ほかにVISAやMasterCardなどの決済用カードがあります。
T&Eカードであるアメックスの特徴なのですが、付帯サービスにエンタメや文化施設の案内が多いことがあります。
ラインナップとして、新国立劇場、京都の高台寺圓徳院にある専用ラウンジ、ゴルフコンペや試写会等が開催される「アメリカン・エキスプレス・イベント」が挙げられます。
また、イープラスと提携した「チケット・アクセス」にて、音楽・演劇・スポーツ等のチケットが先行入手できます。
文化やエンタメに触れることで、ビジネスの奥行きもさらに深いものになるはずです。
経費でポイントがどんどん貯まり、使い道もマイル、支払い充当など多様
アメリカン・エキスプレスのビジネスカードは、ポイントが100円単位で貯まります。
また、使い道が多岐にわたることも特徴です。
法人カードの場合、個人向けカードと違ってポイント制度がそもそもなかったり、あっても使い道が限られることが多々あります。
アメックスのビジネスカードの場合、100円ごとに1ポイント貯まり(還元率1.0%)、貯まったポイントはマイルや他の共通ポイントに移行したり、カード支払いや店頭支払いに充当することができます。
他の法人カード(三井住友ビジネスカードやJCB法人カードだと、1,000円ごとに1ポイント)と違って、少額決済でもポイントが付くのが嬉しいですよね。
さらにオプションで「メンバーシップ・リワード・プラス」(参加登録費:年3,000円)に登録すると、ポイントが無期限になり、マイル・ポイント移行の際のレートが格段にアップ。
たとえば、ANAマイルだと2,000ポイント=1,000マイルであったのが1,000ポイント=1,000マイルと、単純に2倍になります。
ポイントやマイル移行で使っていきたい場合には、登録しない手はありません。
設立後間もない会社・固定電話なしでも発行できる
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は、設立後間もない会社でも審査に通るといわれています。
また固定電話を用意していなくても、携帯電話番号で登録できます。
自宅の一室から始めたビジネスも、力強くバックアップしてくれるカードです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはビジネスを広げたい方に
カードのステータスはもちろんのこと、行き届いたビジネスサポートと、世界を広げるサービスが魅力のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード。
設立して間もないビジネスもしっかり応援してくれます。
コスト削減以上のビジネス成長を求める方にはぴったりの法人カードといえるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの基本情報
申込資格 | 公式サイト参照 |
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必要書類 | 公式サイト参照 |
ポイントサービス名 | メンバーシップ・リワード® |
ポイント付与率 | 1.0%(100円=1ポイント)※加盟店で異なる |
入会金 | 無料 |
年会費 | 31,000円(税別)/追加カードは1枚につき年会費12,000円(税別) |
発行時間 | - |
提携ブランド | アメリカン・エキスプレス |
限度額 | - |
支払い方式 | 公式サイト参照 |
キャッシング(年率) | 公式サイト参照 |
金融機関名 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド |
住所 | 東京都杉並区荻窪4-30-16 |