「ジャパンネット銀行カードローンってどうなの?」
「ジャパンネット銀行の口座を持っていなくても申込めるの?」
「事業用資金としても使えるの?」
ジャパンネット銀行を事業用口座にしている方は多いかと思います。
また、普通預金口座を開設し、事業用としている個人事業主の方もいるかもしれませんね。
ジャパンネット銀行カードローンは、その名の通り、公式WEBサイトや公式アプリ、セブン銀行ATMから24時間いつでもお金を借りることができるサービスです。
銀行の個人向けキャッシングサービスとしては珍しく、初回借入時から30日間の無利息期間があります。
この記事では、そんなジャパンネット銀行カードローンについて、公式サイトでは知ることのできない情報と一緒にまとめました。
ジャパンネット銀行は2019年5月から事業者向けの使途自由なビジネスローンもスタート。
個人事業主ならカードローンとビジネスローンのどちらが使い勝手はいいのかなども紹介します。
まずは、ジャパンネット銀行カードローンを利用するための条件を確認していきましょう。
ジャパンネット銀行の利用条件「事業主も利用できるの?」
ジャパンネット銀行カードローンは、だれでも利用できるわけではありません。
ジャパンネット銀行カードローンを利用するためには、以下4つの条件をクリアしている必要があります。
・お仕事をされていて、安定した収入のある方
・ジャパンネット銀行に普通預金口座をお持ちの個人の方
・一定の審査基準を満たし、保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
安定した収入と聞かれると、ドキッとする個人事業主の方もいるかもしれませんね…。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
申込の年齢制限は70歳未満
ジャパンネット銀行カードローンに申込めるのは、年齢が70歳未満の方までです。
消費者金融のカードローンなども、申込の年齢制限を20歳以上70歳未満(69歳まで)としていることが多く、一般的な申込基準といえます。
例えば、TVCMでも有名なプロミスとアコム年齢制限は、ともに年齢20歳~69歳となっています。
また、ジャパンネット銀行カードローンの場合、新規の借入は満73歳になるとし誕生月の翌月1日までとなります。
例えば5月5日に73歳を迎える方は、6月1日までしか新規借入できません。
安定した収入はキャッシングの絶対条件
申込者に安定した収入があることは、担保や保証人の必要ないキャッシングを利用するための絶対条件です。
担保のないローンだと、お金を貸す側は、「この人なら貸したお金を必ず返してくれる」と信じてお金を貸すしかありません。
つまり「この人なら貸したお金を必ず返してくれる」と思ってもらうために、安定した収入があることは大切な条件なのです。
個人事業主も申込は可能
ジャパンネット銀行カードローンは、個人事業主の方も申込可能です。
ただ、利用条件となっている安定した収入を証明する必要があることは覚えておいてください。
個人事業主が安定した収入があることを証明するために、以下の書類を提出するようにしましょう。
確定申告書(税務署の受付印もしくは受信通知、電子申請等証明データシートがあるもの)
納税証明書(その1、その2)
住民税納税通知書
住民税課税証明書
収入証明書類はジャパンネット銀行から提出を求められれば提出するというものです。
しかし、個人事業主は、毎月一定の収入がある公務員や会社員と比較して、一般的には収入が安定しない仕事であると認識されています。
そのため、収入証明書類は事前に用意しておき、もし提出を求められてときに早めに提出できるよう準備しておくのがおすすめです。
ジャパンネット銀行ビジネスローンなら本人確認書類のみでOK
もし個人事業主の方がジャパンネット銀行カードローンに申込もうと考えているなら、同じくジャパンネット銀行のビジネスローンがおすすめです。
ジャパンネット銀行ビジネスローンは、個人事業主の方でも、本人確認書類のみで申込める可能性が高いからです。
ジャパンネット銀行ビジネスローンは、希望借入額が300万円以下の場合、個人事業主は本人確認書類を用意するだけで申込めます。
ただし、ジャパンネット銀行ビジネスローンはその名の通り、事業性資金にしか利用できません。
プライベートのお金として借入金を利用することができないので、資金使途を再確認して申込んでください。
ジャパンネット銀行の口座はカードローン申込と同時に開設
ジャパンネット銀行カードローンは、公式サイトや公式アプリから振込依頼をしてお金を借りるサービスです。
このとき、お金を振込んでもらうためにジャパンネット銀行の普通預金口座を用意しておく必要があります。
ただ、ジャパンネット銀行カードローンに申込む時点で、ジャパンネット銀行の口座を持っていない人でも申し込みは可能です。
借入には審査が必要
ジャパンネット銀行カードローンを利用するためには、所定の審査を通過しなければなりません。
ジャパンネット銀行カードローンの審査は、ジャパンネット銀行はもちろん、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスも行います。
保証会社は利用者が貸倒れた際の損金を保証する会社
保証会社は、万が一利用者が借りたお金を返せなくなったときに、利用者に代わって、利用者が借りたお金を支払う保証をする会社です。
そのため、ジャパンネット銀行カードローンを利用するためには、お金を貸してくれるジャパンネット銀行だけでなく、万が一貸し倒れた際に保証してくれるSMBCコンシューマーファイナンスからも「この人なら貸したお金を必ず返してくれる」と信用してもらわなければなりません。
審査とは信用と返済能力のチェック!個人事業主も返済能力があれば通過できる
ジャパンネット銀行カードローンを利用するためには、借入のための審査に通過しなければなりません。
ジャパンネット銀行カードローンの審査では、「申込者が無担保でお金を貸すに値する信用があるかどうか」をチェックします。
ジャパンネット銀行カードローンの審査の審査ではいったい何が見られているのか…。
当然ながら審査基準は一切公開されていません。
申込時に入力する情報や先に紹介した利用条件から、審査基準に迫ってみましょう。
申込時に入力するのは本人情報・勤務情報・借入内容・他社借入4つ
ジャパンネット銀行カードローンの申込画面では以下9つの項目を入力していきます。
2.勤務情報
3.今回の借入内容
4.他社借入状況
5.口座開設の目的
6.キャッシュカードの選択
7.各種暗証番号
8.本人確認書類に送付方法
9.口座開設に関する規定の同意
この中でも、審査に関わる項目は、本人情報と勤務情報、借入内容、他社借入の4つでしょう。
それぞれの項目で以下のような入力項目があるので、事前に何を入力することになるのか確認しておいてください。
入力項目が事前に分かっていると、申込がスムーズにできますよ。
本人情報 | 氏名 性別 生年月日 自宅住所(漢字・カナ・住居地国) 自宅電話番号 携帯電話番号 メールアドレス 家族構成 お住まい状況(持家or賃貸、等) 保険証の種類 |
---|---|
勤務状況 | 勤務先(自社勤務or出向先・派遣先勤務) 職業 勤務先(漢字・カナ) 部署・事業所 勤務先電話番号 勤務先住所(漢字・カナ) 勤務先形態(法人・個人・自営、など) 本社所在地 職種 業種 役職 従業員数 入社年月 最終学歴 年収(前年度個人所得税込) |
借入内容 | 希望限度額 返済日 自動融資 主な利用目的 |
他社借入 | 他社借入の有無 他社借入がある場合、件数と現在残高 |
上記の項目からジャパンネット銀行カードローンの審査は、申込者の信用をチェックしているのです。
本人情報と勤務情報、借入内容、他社借入を見ることで、どうやって信用度を計っているのでしょうか。
本人情報と勤務先情報からわかる属性
ジャパンネット銀行カードローンの申込時に入力した本人情報と勤務先情報からは、その人がいったいどんな属性に位置する人物なのかを判断することができます。
例えば、年収300万円で中小企業に勤務する30代のサラリーマン、年収150万円で飲食店に勤務する20代のフリーターといった具合に各人を属性に当てはめていくのです。
そうして当てはめた属性ごとに、同様の属性の人が過去何%の割合で貸倒れを起こしているかを「スコアリングシステム」と呼ばれるAIで洗い出します。
つまり入力情報によって、貸倒率が高い属性に当てはめられた人を自動的に選別することができるのです。
虚偽の申告は絶対にNG
属性やスコアリングシステムなんて難しい言葉を聞くと、「自分は本当にお金を借りられるのだろか…」と不安に思う方もいるでしょう。
だからといって見栄を張り、嘘の情報を入力しないようにしてください。
ジャパンネット銀行側も、借入を希望する人にはちゃんとお金を貸したいと考えています。
一般的に見て、「こんな人は信用できない!」というような人物でなければ、そこまで不安がる必要はありません。
嘘の情報を記入したことは、必ずバレます。
もし嘘が発覚して、どこの金融機関からも信用されなくなるなんてことにならないようにしたいですよね。
特に自分で事業をされている方は、金融機関から信用を得られなくなることは、会社を大きくしていく上で大きな障害になります。
正直に、正確に、申込情報を記入するようにしましょう。
勤務先には在籍確認が入る
ジャパンネット銀行カードローンでは、申込者の記入した勤務先に申込者が本当に勤務しているのかを確かめるため、在籍確認の電話連絡を行います。
「会社に電話をかけられてお金を借りることがバレたらどうしよう…」と心配しなくても大丈夫ですよ。
ジャパンネット銀行カードローンでは、在籍確認の際「ジャパンネット銀行です」と電話をかけてくれます。
銀行名で電話があっても、まさかキャッシングの在籍確認だとはだれも思いませんよね。
キャッシングの在籍確認であることは本人以外に口外することはないので、例え自分以外の人が電話に出たとしても、お金を借りることがバレる心配はないでしょう。
もし自分が席を外しているときに在籍確認の電話が入ったとしても、電話に出た人とのやり取りで申込者が勤務していることがわかればOK。
在籍確認は、ほんとうにあっさりと完了します。
個人事業主は自営業・自由業にチェックを入れる
個人事業主がジャパンネット銀行カードローンに申込む場合は、職業選択欄の「自営業・自由業」の項目にチェックを入れてください。

ジャパンネット銀行カードローン申込画面の勤務状況記入欄
個人事業主の方が申し込んだ場合は、勤務先のオフィスまたは自宅に在籍確認の電話が入ります。
もし自分ひとりで切り盛りしている場合は、在籍確認の電話があることを予定しておいてくださいね。
借入内容で属性情報を補足
借入内容で入力するのは、自分がどれくらいの金額を借りたいのか、何のために借りたいのかなどです。
「こんなことを聞いてどうするの?」と思うかも知れませんね。
しかし、お金を貸す側の気持ちになれば「何にいくら使うつもりなのか」は知っておきたい情報だと思いませんか?
本人情報や勤務先情報から割り出した属性に加えて「何にいくら使うつもりで」お金を借りたいと思っているのかという情報を掛け合わせて審査は行われます。
自分に見合った本当に必要な額を正直に記入するのが大事
本人情報や勤務先情報と同様に、希望借入額と借入目的も正直に入力するようにしてください。
希望借入額が多かろうが少なかろうが、審査の基準は同じです。
だからといって、必要以上の額を希望するものでもありません。
ジャパンネット銀行カードローンの審査では、申込者が信用できる人物かどうかを見ています。
目的に合った、必要な金額を入力するようにしましょう。
事業資金目的の借入はできません
ジャパンネット銀行カードローンは資金使途自由のキャッシングサービスですが、運転資金やつなぎ融資のために利用することはできません。
「生活資金にも事業資金にも使いたい…」という事業主の方は、オリックスVIPローンカードBUSINESSをおすすめします。
オリックスVIPローンカードBUSINESSは、ビジネスローンでありながら、事業資金はもちろん、プライベートな出費にも利用できる法人カードローンです。
審査は最短60分、条件が整えば即日で融資も可能な法人カードローンとなっています。
提出書類も、個人事業主であれば本人確認書類を用意すればいいだけなので、手軽に申し込むことができるのも魅力ですよ。
他社借入が多い方は要注意
複数の会社から借入がある人、また他社からも多くの借入金がある人は、返済能力があるのかどうか厳しくチェックされることになります。
金融庁が毎年公開している「貸金業利用者に関する調査・研究」の中には、消費者金融から3年以内借入経験者の10.6%が、他の貸金業者への返済資金の不足を補うために借入をしているというデータもあるのです。
複数社から借入をしている人にお金を貸して、はたして自分の貸したお金をちゃんと返してくれるのか疑うのも当然ですよね。
貸金業者には利用者の年収の1/3までしか貸し出せないルールがある
また、消費者金融などの貸金業者を取り締まる「貸金業法」には、貸金業者は利用者の年収の1/3以上の貸付は行ってはいけないというルールがあります(「総量規制」といいます)。
ジャパンネット銀行は銀行のため、貸金業法が及ばない金融機関です。
しかし、銀行全体としても、この利用者の年収の1/3以上の貸付を行わないルールと同等の貸付制限を行っているのが実際です。
そのため、すでに他社借入が年収の1/3以上をしめている方が申し込んでも、ジャパンネット銀行カードローンで借入るのは難しいと考えた方がいいでしょう。
審査されるのは信用と返済能力
申込の際に入力する情報を見ると、ジャパンネット銀行カードローンの審査基準が少し読みとれます。
ジャパンネット銀行カードローンの審査では、本人情報や勤務先情報、借入内容、他社借入から、申込者がどれだけ信用できて、どれだけ返済能力があるのかを見ているのでしょう。
過度に不安がらず、自分のことや勤務先のこと、いくらのお金をどんな目的で借りたいのかを正直に入力するようにしてください。
他社の借入も正直に報告するようにしましょう。
便利な5つの借入方法
ジャパンネット銀行カードローンには、以下の6つの借入方法があります。
セブン銀行ATM | セブン銀行ATMから借入 |
---|---|
ネットキャッシング | 公式サイトまたは公式アプリから希望額を入力し借入 |
口座自動振替の引き落とし時に自動融資 | 公共料金などの自動引落の際、不足額を自動で借入 |
Visaデビット利用時に自動融資 | ジャパンネット銀行キャッシュカードで利用できるVisaデビット利用時に不足額を自動融資 |
提携ATM出金時に自動融資 | 提携ATMから出勤時に不足額を自動融資 |
振込自動借入 | 家賃などを口座振込で支払う際、不足額を自動融資 |
ジャパンネット銀行カードローンは、口座引落やVisaデビット利用時、提携ATM出金時、口座振替の際に、口座に不足している金額を自動的に融資してくれる機能が備わっているのです。
口座自動振替の引き落とし時の自動融資
公共料金や携帯料金などを自動引落で支払っている方は多いのではないでしょうか。
これらの支払いの引き落とし口座を、ジャパンネット銀行の口座に指定しておくことで、万が一引き落とし時に残高が不足していても、自動的に不足額を融資してくれます。
Visaデビット利用時に自動融資
ジャパンネット銀行のキャッシュカードには、Visaデビットの機能が備わっているタイプがあります。
デビットカードはクレジットカードとは違い、利用したそのタイミングで口座残高から利用金額が引き落とされる仕組み。
つまり、通常であれば口座残った残高分しか利用することができません。
ところが、ジャパンネット銀行カードローンと契約していれば、例え5,000円しか口座残高がなかったとしても、10,000円のお買物でVisaデビットカードが利用できるのです。
このとき、不足していた5,000円をジャパンネット銀行カードローンから借り入れたことになります。
提携ATM出金時に自動融資
ジャパンネット銀行カードローンと契約している場合、例え5,000円しか残高がない口座でも、10,000円出金することができます。
仕組みはその他の自動融資同様。上記の場合なら、不足している5,000円をジャパンネット銀行カードローンで借入したという仕組みです。
キャッシュカードを使ってお金をおろす感覚で借入できるので、カードローンのように利用できるのも、ジャパンネット銀行カードローンの大きな魅力の1つですね。
口座振込利用時に自動融資
「口座振込で料金を支払わなければならないのに、口座に残高がない…」
こんなときに便利なのがジャパンネット銀行カードローンの振込時自動融資です。
例えば、口座振込で50,000円の家賃を支払いたいのに、残高が10,000円しかないという場合でも、ジャパンネット銀行カードローンと契約していれば、ちゃんと5万円が口座振込で支払えます。
この場合、足りなかった40,000円を自動的に借り入れたことになります。
ジャパンネット銀行カードローンの借入にはジャパンネット銀行の口座が必要
ジャパンネット銀行カードローンでお金を借りる方法は6つです。
しかし、いずれの借入方法でも必ず必要になるのが、ジャパンネット銀行の普通預金口座。
申込の際にジャパンネット銀行の普通預金口座は必要ないとはいえ、新たに口座を開設するのは面倒というかたも多いでしょう。
例えば三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」なら、三菱UFJ銀行の口座を作らなくても利用することができます。
口座を作るのが面倒という方は、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」に申込むのもおすすめです。
事業用口座がある場合はビジネスローンを活用
ジャパンネット銀行の普通預金口座ではなく、事業用口座(ビジネスアカウント)を開設している事業主の方は、ジャパンネット銀行ビジネスローンを活用してください。
ジャパンネット銀行カードローンは、普通預金口座を使用したキャッシングサービスです。
そのため、事業用口座では利用することができず、あらたに個人口座を開設しなければなりません。
もともと、ジャパンネット銀行カードローンは、私的な支出のためのみのキャッシングです。
事業使途での利用を考えていて、すでに事業用口座を持っているなら、ジャパンネット銀行ビジネスローンに申込んでみてください。
初回借入のみ他行口座でOK
ジャパンネット銀行カードローンからお金を借りるには、ジャパンネット銀行の普通預金口座が必要とお伝えしました。
ところが、初回の借入時に限り、本人名義の他行口座に手数料無料で借入金を振込んでくれる初回特典があるのです。
次は、ジャパンネット銀行カードローンの2つの初回利用特典を紹介します。
嬉しい2つの初回特典
ジャパンネット銀行カードローンには、初回利用時限定の特典が2つ用意されています。
その内のひとつは、契約時の同時振込、もうひとつは初回の借入から30日間無利息で利用できる特典です。
契約時同時振込
ジャパンネット銀行カードローンでは、契約と同時に借入希望額を口座に振り込んでくれる初回限定の特典があります。
この初回特典は、ジャパンネット銀行の口座を持っていない方も対象となっており、初回に限り本人名義の他行口座に振り込んでもらえる優れものです。
ただし、それぞれ以下のような条件があるので、確認しておいてください。
ジャパンネット銀行の口座がある場合 | 審査の結果、利用限度額が100万円以上 →初回借入30万円が入金 審査の結果、利用限度額が30万円以上 審査の結果、利用限度額が30万円未満 |
---|---|
ジャパンネット銀行の口座がない場合 | 本人名義の他行口座に50万円までの希望額を振込キャッシング 手数料無料 カードローンと同時に口座開設を申込、本人確認書類をアプリ送信した方のみ |
ジャパンネット銀行の口座がある場合は、審査により決定した利用限度額によって、同時振込してもらえる金額が異なります。
100万円以上の限度額が設定されれば、最高金額の30万円が契約と同時に借入できます。
一方、利用限度額が30万円に満たない場合は、同時借入を利用することはできません。
ジャパンネット銀行の口座がない場合は、口座開設時の書類送付をアプリから行うことで同時借入が可能になります。
ただし、借入できるのは最高50万円まで、本人名義の口座でなければ借入できないことは要チェックです。
お得な無利息期間は初回借入から30日間
ジャパンネット銀行カードローンは、銀行が提供するキャッシングサービスとしては珍しく、30日間の無利息期間があります。
こういった無利息サービスは、プライベート用の資金を一時的に事業資金とした個人事業主にはありがたいサービスですよね。
私用に蓄えていた資金を事業に回したために、生活が苦しくなった場合、無利息期間のあるキャッシングなら、利息の負担を少なくして生活資金の調達ができます。
ジャパンネット銀行カードローンは、初回の借入後から無利息期間が発生するので、契約してすぐに借入しなくても無利息期間が消滅することはありません。
そのため、いつか生活資金を事業資金に回したときのためのリスクヘッジとして、借入枠だけ用意しておくという選択肢もあり得るのではないでしょうか。
カードローンの金利とビジネスローンの金利は異なる
ジャパンネット銀行カードローンを利用すると、返済時には借りたお金+利息を支払うことになります。
金利は限度額によって決まる
ジャパンネット銀行カードローンは、審査によって設定された利用限度額によって、各利用者の金利が設定される仕組みです。
限度額別の金利は以下の表の通りです。
ご利用限度額 | 金利(%) |
---|---|
1,000万円 | 1.59 |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0 |
800万円以上900万円未満 | 3.5 |
700万円以上800万円未満 | 4.0 |
600万円以上700万円未満 | 5.0 |
500万円以上600万円未満 | 5.5 |
400万円以上500万円未満 | 6.0 |
300万円以上400万円未満 | 6.5 |
250万円以上300万円未満 | 8.0 |
200万円以上250万円未満 | 10.0 |
150万円以上200万円未満 | 12.0 |
100万円以上150万円未満 | 15.0 |
100万円未満 | 18.0 |
ジャパンネット銀行カードローンの金利は、利用限度額が多くなるほど低くなる仕組みです。
限度額が大きいということは、それだけ信用力があるということ。
ジャパンネット銀行からすると、その分金利を低くしても確実に利息がもらえるという考えなのです。
ジャパンネット銀行ビジネスローンの方が金利が低い
事業主の方からすると、「ジャパンネット銀行ビジネスローンと比較して、カードローンの金利はどうなの?」と疑問が浮かぶのではないでしょうか。
両者の金利を比較すると、ジャパンネット銀行ビジネスローンの方が、カードローンよりも金利設定が低いことがわかります。
商品名 | 実質年利 |
---|---|
ジャパンネット銀行カードローン | 年1.59%~年18.0% |
ジャパンネット銀行ビジネスローン | 年4.8~13.8% |
下限金利はカードローンの方が低いように感じます。
しかし、ジャパンネット銀行ビジネスローンは借入の上限金額が最大500万円。カードローンで限度額500万円の場合、金利は年5.5%となるため、やはりビジネスローンの方が金利設定が低いということになります。
個人事業主の場合、生活資金の調達としてジャパンネット銀行カードローンを利用するより、事業資金調達としてジャパンネット銀行ビジネスローンを利用する方が、お得に借入できますよ。
返済方法は自動引落のみなので払い忘れには要注意
ジャパンネット銀行カードローンの返済は、毎月決まった金額を決まった日に返済する約定返済が基本。
それだけではなく、余裕があるときに好きなタイミングで好きな金額を返済できる繰り上げ返済も可能です。
返済の基本は約定返済
約定返済の毎月の返済額は、返済日前日の借入残高によって決まります。
一方、毎月の返済日は、なんと利用者自身が決めることができるのです。
返済日を好きな日に設定できるということは、お給料日の直後など最も手元に現金が用意できるタイミングで返済ができるので便利ですよね。
ところで、毎月の返済額はいったいいくらになるのでしょうか?
借入残高によって決まる返済額は2パターン
ジャパンネット銀行カードローンは、返済日前日の借入残高によって返済額が変わる「残高スライド元利定額返済方式」という返済方式をとっています(元利均一とも言いますが言葉は覚えなくてもOK!仕組みを覚えましょう)。
つまり、残高が代われば返済額がかわり、返済額には元金(借りたお金)と利息が含まれますよということです。
さらに、ジャパンネット銀行カードローンにはAとBの2つの残高スライド元金定額返済方式があります。
AとB、2つの返済方式によって変化する返済額は以下の表の通りです。
約定返済日前日の 最終借入残高 |
残高スライド元利定額返済方式Aの約定返済額(元本+利息合計) | 残高スライド元利定額返済方式Bの約定返済額(元本+利息合計) |
---|---|---|
10万円以下 | 3,000円 | 10,000円 |
10万円超30万円以下 | 6,000円 | |
30万円超50万円以下 | 10,000円 | |
50万円超80万円以下 | 15,000円 | 20,000円 |
80万円超100万円以下 | 20,000円 | |
100万円超150万円以下 | 25,000円 | 30,000円 |
150万円超200万円以下 | 30,000円 | |
200万円超250万円以下 | 35,000円 | 50,000円 |
250万円超300万円以下 | 40,000円 | |
300万円超400万円以下 | 45,000円 | 60,000円 |
400万円超500万円以下 | 50,000円 | 70,000円 |
500万円超600万円以下 | 55,000円 | 80,000円 |
600万円超700万円以下 | 60,000円 | 90,000円 |
700万円超800万円以下 | 70,000円 | 100,000円 |
800万円超900万円以下 | 75,000円 | 110,000円 |
900万円超1,000万円以下 | 80,000円 | 120,000円 |
表で分かるとおり、残高スライド元利定額返済方式(A)は毎月の返済額が抑えめになっており、ゆっくり着実に返済したい人に適しています。
一方の残高スライド元利定額返済方式(B)は、大きめの金額で早めに返済を終えたい方に適しています。
毎月大目に返済する方が利息不安はすくない
どちらの返済方法を選ぶべきなのかは各々の返済能力にもよります。
ひとつ確かなことは、毎月の返済額が大きく設定された残高スライド元利定額返済方式(B)の方が、最終的な利息負担は少なくなるということです。
ジャパンネット銀行カードローンで、10万円を年利18.0%で借り入れて、約定返済で完済した場合の返済回数と返済総額を比較してみました。
残高スライド元利定額返済方式(A) | 残高スライド元利定額返済方式(B) | |
---|---|---|
返済回数 | 47回 | 13回 |
返済総額 | 139,639円 | 110,218円 |
残高スライド元利定額返済方式(A)の場合は、返済回数が47回(3年11ヵ月)、返済総額は139,639円となり、なんと借りた金額の約1.4倍の金額を返済することになりました。
一方残高スライド元利定額返済方式(B)の場合は、返済回数が13回(1年1ヶ月)、返済総額は110,218円です。
つまり、残高スライド元利定額返済方式(A)よりも残高スライド元利定額返済方式(B)の方が、2年10ヵ月早く完済でき、29,421円お得なのです。
繰り上げ返済の活用は必須
毎月の返済額が多い方がいいのは間違いないのですが、返済額の大きさがそのほかの支払いをできなくさせるのは本末転倒です。
そこで、ジャパンネット銀行カードローンを利用するときにおすすめしたいのが、残高スライド元利定額返済方式(A)と繰り上げ返済を活用する返済計画です。
先に紹介したように、ジャパンネット銀行の返済は、毎月決まった金額を決まった返済日に返済する約定返済と、任意のタイミングで任意の金額を返済する繰り上げ返済があります。
繰り上げ返済の返済額はすべて元金に充当されるので、繰り上げ返済を活用すれば、毎月の利息負担の減らしながら約定返済をすることができます。
ただ、繰り上げ返済をしても、約定返済がスキップされるわけではありません。
繰り上げ返済をしたのはいいけど、次の約定返済日にお金が足りないなんてことは避けたいですよね。
だからこそ、毎月の返済額が少ない残高スライド元利定額返済方式(A)と組み合わせることで、万が一約定返済日に返済額が足りなくなるリスクを抑えることができます。
繰り上げ返済は1円単位で返済でき、手数料もかからないので、手元の資金に余裕がある時は積極的に活用していきましょう。
未払いがないよう返済日は要チェック
ジャパンネット銀行カードローンの返済は、ジャパンネット銀行の普通預金口座からの自動引き落としです。
返済日には必ず、返済額以上の残高があるようにしてください。
ジャパンネット銀行カードローンの返済時に残高が足りなくても、自動融資機能は働かないので、返済日を忘れないように徹底しましょう。
返済日を知らせてくれるので安心
ただジャパンネット銀行カードローンには、返済日を知らせてくれる機能があるので、返済日を忘れてしまうということはほとんどないと思います。
なにより、自分で設定した返済日なので、「あ、昨日返済日だった!」なんてことにはならないことを信じています。
万が一返済できない場合はすぐに担当者へ連絡すること
万が一返済日に約定返済金額を用意できない場合は、返済日が来る前に必ずジャパンネット銀行カードローンの専用窓口に連絡してください。
早めに状況を伝えることで、返済の意思があることを示しましょう。
そうすれば、ジャパンネット銀行カードローンの担当者も、どうやって返済するのか相談に乗ってくれます。
もし返済に遅れてしまうと、利息よりも高額な遅延損害金が発生します。
余計な負担を増やさないためにも、無理のない返済計画を立てて利用してください。
まとめ
ジャパンネット銀行カードローンは、個人向けのフリーローンです。
そのため、事業性資金の調達には利用することができません。
しかし、個人事業主のかたや経営者の方でも、生活資金の調達のために役立てることは可能です。
特に、個人事業主の方なら、生活のためのお金を事業に回してしまう場面は多々あること。
そんなときのリスクヘッジとして、生活資金用のキャッシングサービスを用意しておくことも、賢い利用方法とは思いませんか?
ジャパンネット銀行は事業性資金のためのビジネスローンも用意しているので、事業資金を調達したかったという場合は、ジャパンネット銀行ビジネスローンに申込んでみてくださいね。