個人向けカードローンでのお馴染みのSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)が、事業資金の調達に悩む個人事業主などの自営者に向けたサービスが「自営者カードローン」です。
個人向けと事業主向けのカードローンでの大きな違いは、借入したお金を事業費として使えるかどうかであり、商品名のとおり、自営者の資金調達をサポートするためのサービスとなります。
最短即日で融資が実行されるなど、緊急性の高い資金調達の場面で活躍してくれます。
即日融資のための申込方法
プロミス自営者カードローンの最大の魅力は、最短即日で融資が受けられることです。
即日融資を狙うための申込方法を紹介します。
プロミス自営者カードローンで即日融資を受ける方法
プロミス自営者カードローンで即日融資を実現させるためには、個人向けローン商品である「フリーキャッシング」の申し込み画面から、申込をしてください。
本人情報の入力
まずは本人情報の入力と、勤務先情報を入力していきます。
氏名と生年月日、性別、電話番号、自宅電話の有無を記入しましょう。
自宅情報と勤務先情報の入力
続いては自宅情報と勤務先情報です。
雇用形態の欄に経営者(法人、個人事業主)がありますので、そちらを選択して申込をします。
契約方法とその他の情報の入力
最後は契約方法とその他の情報を入力していきます。
審査申込後、プロミスフリーキャッシングではなく、自営者ローンに切り替えたいと伝えると、そのまま自営者ローンの審査に入ってくれます。
50万円以内の借入ならプロミスのフリーキャッシングも有効
個人事業主が急な運転資金調達に迫られたとき、50万円以下のつなぎ融資で大丈夫なのであれば、プロミスのフリーキャッシングも有効な資金調達方法です。
他の個人向けローンとは違い、プロミスのフリーキャッシングは個人事業主であれば事業資金をしても利用できるのです。
また融資希望額50万円以内であれば、収入証明書類(確定申告書など)を提出しなくてもいい場合があります(希望借入金と他社との借入金の合計が100万円以下の場合に限る)。
初回利用なら、メールアドレスの登録とWEB明細利用で30日間無利息のサービスも受けられるので、急ぎでつなぎ融資が必要な個人事業主の方には非常におすすめです。
法人では使えない利用条件に注意
個人向けカードローン並みの早さで資金調達が可能となるプロミス自営者カードローンですが、法人が利用することはできません。
あくまでも対象は自営業を営む個人事業主になります。
限度額は低めでも総量規制対象外
個人向けカードローンとしては最大500万円まで貸付対しているSMBCコンシューマーファイナンスですが、プロミス自営者カードローンの限度額は300万円となっています。
自営者カードローン→300万円
限度額300万円は個人事業主などの自営者にとっては十分な金額といえますし、高額な資金を借りられるというのはメリットでもある分、同時に返済に追われるというようなデメリットもあるのです。
個人事業主への融資は総量規制の対象外
貸金業法に定められる総量規制は、本人所得の1/3までしか借入できないという規制制度です。
例えば、個人が500万円を借りるとなると年収1,500万円以上、300万円を借りるとしても年収900万円以上が必要になるということです。
こうなると実際には最大限度額での契約は難しいことが予測できますが、プロミス自営者カードローンであれば事業性資金の融資ということで総量規制対象外という特徴があります。
自営者としてなら事業所得の影響を受けることなく限度額設定を行ってもらえるため、個人としての借入限度額と比較すると総量規制の対象外というのは大きなアドバンテージになります。
審査の重要ポイントとなる収入証明書類
審査のときに重要視されるのは個人用途であれ事業用途であれ、やはり所得に関することになります。
お金を貸したいけど、返せる充てのない人には融資はしにくいものです。
個人で50万円以下の借入であれば、収入証明書類を提出せずに契約できるケースもあります。
しかし、事業資金として融資に申し込む場合、希望額に限らず収入証明書類の提出が必要になるところがほとんどです。
プロミス自営者カードローンにおいても同じであり、以下のような必要書類を準備しなくてはなりません。
プロミス自営者カードローンの必要書類 | |
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本人確認書類 | 運転免許証(ない場合、パスポートまたは健康保険証) ※健康保険証の場合は+1点(住民票など) |
収入証明書類2点 | 確定申告書(前年度のもの) 青色申告決算書または収支内訳書 |
事業実態を証明する書類 | 営業許可証(有効期限内のもの) 発行日が1年以内の受注書・納品書・請求書など |
個人での申し込みと異なり、自営者カードローンでは、収支が分かる決算書や事業証明に関する書類が必要になります。
決算書では黒字・赤字だけでなく、どれぐらいの資金を扱っているかの規模まで把握することができます。
返済原資の有無を調べるだけでなく、あわせて限度額設定としても利用されます。
最初は限度額が少なくても利用実績を積み上げて、あとから増額をすればいいだけなのです。
個人向けと自営者向けカードローンの違い
SMBCコンシューマーファイナンスは個人向け・自営者向けの2種類のカードローンを用意しています。
ここで違いがあるのでまとめておきます。
個人向け | 自営者向け | |
---|---|---|
金利 | 4.5%~17.8% | 6.3%~17.8% |
限度額 | 500万円 | 300万円 |
年齢制限 | 年齢20歳以上69歳以下 | 年齢20歳以上65歳以下 |
総量規制 | 対象 | 対象外 |
資金使途 | 生計費(生活費、レジャー資金、教育資金など)に限る | 事業性資金または生活費(生活費、レジャー資金、教育資金など)に限る |
コールセンターに聞いてみた
コールセンターに個人向けと自営者向けの違いを質問してみると「総量規制というところが大きな違いとしてあるものの、基本的に利用方法・サービスには差異はない」とのことでした。
ただし、やはり審査時間は「自営者カードローン」の方がかかるとのことです。
個人向けであれば最短1時間で融資が受けられるプロミスですが、「自営者カードローンの場合、事業実態を調べたり、確定申告書などの所得確認をするのに時間がかかります」とのことでした。
さらに、審査状況に左右されるものの、「申し込みから融資までは、早くても2~3時間はかかります。スムーズに手続きを済ませるためにも、まずインターネット申し込みから」とアドバイスいただきました。
先に入力を済ませられるネットからの申込みの方が、融資スピードは速いようです。
申告すべき情報に漏れや誤字がないように入力することが、スムーズな借入を行うためのポイントになるでしょう。
その日のうちに借りたいなら午前中に申し込む
午前中には仮審査の結果を受け取り、昼過ぎなど夕方前に自動契約機で必要書類を提出すれば即日カード受け取りができ、受け取り後はプロミスATM・提携ATMから自由に借入ができます。
また振込での融資に関してもプロミスは他社よりも優れており、全国約200の金融機関で24時間365日土日・夜間でも振込みが可能です。
自営者であれば屋号はあれど、法人名義での銀行口座の開設ほど難しくありません。
深夜や週末でも即時融資が受けられるので、資金調達が必要な時にスグできるようになります。
無利息サービスで予期せぬ資金調達に備える
近年、クラウドソーシングなど個人で仕事を請け負うフリーランス(小規模事業者)も増えてきました。
業種に捉われずに資金調達の備えとして「プロミス自営者カードローン」を持っておくと便利です。
必要になってから申し込みしてもプロミスなら最短即日で融資が受けられます。
しかし、手続きを始めるタイミングによっては融資が翌営業日になってしまうこともあるため、できれば時間のあるうちに備えておきたいところ。
プロミスでは、初回利用の翌日から30日間の無利息期間※が設けられています。
※Eメールアドレス登録/WEB明細書利用が条件
プロミスは年会費や入会費も無料であり、利用するまで無利息の権利をキープすることができます。
契約だけ済ませておいて、資金がピンチになった時にプロミスを利用しても30日間は無利息で融資を受けられるメリットがあります。
プロミス自営者カードローンは、緊急時に備えておきたい、今すぐ資金が必要という自営者にピッタリの法人カードローン(ビジネスローン)と言えるでしょう。
プロミス自営者カードローンの基本情報
カード名 | プロミス自営者カードローン |
---|---|
利用条件 | 年齢20歳以上65歳以下の自営者の方 |
必要書類 | 本人確認書類 収入証明書類2種 ・確定申告書 ・青色申告決算書または収支内訳書 事業実態を疎明する書類 ・営業許可書 ・発注書 ・領収書 など |
審査時間 | 最短30分 |
限度額 | 300万円 |
実質年率 | 6.3%~17.8% |
遅延損害金 | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
借入方法 | ATM・銀行振込 |
返済方法 | ATM・銀行振込・口座振替 |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
発行元 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |