ビジネスローンのメリットとデメリット

更新日:2019/03/08
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ビジネスローンはその名の通り、ビジネスのためのお金(事業性資金)を融資してくれる金融商品のことです。

元々は銀行がプロパー融資を受けられない中小零細企業のために始めた無担保ローンを指していました。

しかし現在は、ノンバンクの提供する事業者向けの無担保ローンの総称となっています。

この記事ではそんなビジネスローンのメリットを、デメリットも合わせて紹介していきます。

ビジネスローン6つのメリット

ビジネスローンには6つのメリットがあります。

・総量規制の対象外
・審査が甘い
・カードローン方式なら限度額まで繰り返し融資が受けられる
・無担保かつ無保証人で融資が受けられる
・赤字決済でも融資が受けられる
・申し込みから最短即日で融資が受けられる

メリット①総量規制の対象外

個人向け貸付けは、年収の3分の1までしか借り入れることができないという総量規制が設けられています。

ビジネスローンは法人向け貸付けにあたるので、総量規制の対象外になり年収の3分の1以上の金額を借り入れることができます。

個人事業主も借りやすい

個人事業主がビジネスローンに申し込んだ場合も、総量規制の対象外という点は同じですのでご安心ください。

個人でノンバンクの融資を利用していて年収の1/3の借入をすでにしている場合、さらに借入するのは難しくなります。

しかし、事業資金の借入は総量規制の対象外となっているので、事業資金としての借入の可能性は残されています。

メリット②審査が甘い

銀行融資と比較すると、審査基準が甘いとされているのがビジネスローンです。

融資になぜ審査が必要かというと、融資したお金が戻って来ないリスクをなくすためです。

銀行は低金利で高額な融資を行うので、もし貸倒れられた場合のリスクが大きくなり、審査を慎重に行います。

一方、ビジネスローンは高金利で少額の融資を行うので、万が一貸し倒れられた場合も利息収入から融資した分の金額を回収できる可能性が高くなります。

そのため、銀行融資と比べると甘い審査基準になっているのです。

ただし、融資の審査に絶対はありません。

返済能力がないと判断されれば、ビジネスローンでも審査を通過できない可能性があることはお忘れなく。

メリット③カードローン方式なら限度額まで繰り返し融資が受けられる

ATM

カードローン方式で申し込みすでにローンカードを持っているなら、緊急時のつなぎ融資が必要なその時に融資の申し込みをしなくても、コンビニのATMから資金調達をすることが可能です。

カードローン方式のビジネスローンを法人カードローンとも言います。

通常の銀行カードローンとの違いは下記のページで解説しています。

余裕のある時にローンカードを取得する方法も

審査通過の可能性が高いとき、つまり資金繰りに余裕があるときに法人カードローンに申し込んでおくのも得策です。

そうしておけば、いざ資金繰りに窮したときでも審査なしで借り入れすることができるようにいなります。

所持していても、利用しなければ一切費用は発生しないので、転ばぬ先の杖として重宝します。

メリット④無担保かつ無保証人で融資が受けられる

高額な事業資金を低金利で借り入れる場合、銀行融資では、融資した金額の返済を担保するための不動産や、連帯保証人が必要になる場合があります。

ノンバンク系のビジネスローンであれば、融資を受けるために担保や保証人を用意する必要もありません

銀行融資でも連帯保証人がいない場合には、保証協会付きの融資の取扱もできます。

しかし、保証協会の審査も受ける必要があるので、融資実行までの時間も長引くというデメリットがあります。

また、担保を提供したり連帯保証人をつけたりすると審査や調査、手続きなどに時間がかかります。

無担保・無保証人が原則ということも審査時間の短縮につながっています。

メリット⑤赤字決算でも融資が受けられる

銀行融資であれば、赤字決算の企業に融資をしてくれることはほとんどありません。

現状支払能力のない企業だと判断されてしまうからです。

一方、ビジネスローンの審査で重要視されるのは、これまでの実績以上に今後の事業の継続性です。

そのため、ビジネスローンであれば決算が赤字だったとしても融資をしてくれる可能性が高いのです。

ビジネクストなら赤字決算でも審査受付

ビジネクストは赤字決算でも融資申込可能

アイフルのグループ会社ビジネクストのビジネスローンは、赤字決算でも融資が受けられる可能性があることを公式HP上に掲載しています(上記画像参照)。

しかも、よくある質問というページの一番上に掲載されているので、赤字決算の方でも申し込んでもらいたいという前向きな姿勢がうかがえます。

そもそもビジネクストの融資は少額な融資がメインとなるため、事業が赤字だったとしても、代表者に返済能力があると審査で判断されれば、赤字決算でも融資が受けられる可能性が高いと覚えておいてください。

赤字決算のときこそあきらめてはいけません

ビジネクスト公式サイト

赤字決算だからと言って、融資を諦める必要はありません。

赤字決算だと審査が通りにくいという話を聞いて不安になられる気持ちはわかりますが、実際に審査に申し込んでみなければ、審査に通るか通らないかはわからないのです。

緊急時にもかかわらず、赤字決算を理由に銀行から融資を断られてしまった。

そんなときはビジネクストに申し込んで、資金調達の可能性をつないでいきましょう。

メリット⑥申込から最短即日で融資が受けられる

銀行融資では申し込んだその日に融資が実行されることはありませんが、審査にスコアリングシステムを利用している大手のビジネスローン会社を利用すれば、最短即日で融資を受けることが可能です。

スコアリングシステムは、コンピュータに決算書などのデータを入力し、過去に融資した類似企業の貸倒率などから融資可能かどうかを判断するシステム。

素人でも情報の入力ができれば審査結果がわかるため、最短60分で審査結果がわかるビジネスローンもあるくらいです。

必要書類の少なさも審査スピードに影響

ビジネスローンの提出書類は銀行融資に比べると少なく、返済計画書や事業計画書といった作成に時間がかかる提出の必要がありません。

法人決算書や個人の確定申告書の他には、会社の商業登記簿謄本や個人の住民票などの本人確認書類を提出するだけというのが一般的です。

提出書類が少ないことで申込みから融資実行までの時間が短縮されます。

ビジネスローン3つのデメリット

ビジネスローンには3つのデメリットがあります。

・金利が高い
・個別に審査対応してくれない
・融資額が少ない

ビジネスローンは、これらのデメリットに納得した上で利用するようにしましょう。

デメリット①金利が高い

まずみなさんが気にされるのは、おそらく金利についてでしょう。

銀行や公庫といった、融資財源が豊富な金融機関はビジネスローンと比較して低めの金利を設定しています。

金利相場の比較(2019年時点)
政府系金融機関 銀行の事業融資 ビジネスローン
0.30%~2.85% 2.125%~9.0% 6.0%~18.0%

一方のビジネスローンは、ノンバンクの金融機関が運営しているため、融資したときの利息収入から融資財源を得ています。

そのため、より多くの法人・個人事業主に貸付を行っていかなければ会社として儲けを出すことができません。

ノンバンクの金利が高い理由

だからこそノンバンクのビジネスローンは審査が比較的緩く、中小企業に対して間口を広く開けているのですが、融資をすればするほど、貸倒が発生したときのリスクも大きくなります。

例えば、100万円を金利1.0%で100社に1年間融資したとします。

この場合、1社でも貸し倒れてしまえば、ノンバンクは赤字を抱えてしまうのです。

融資金額=100万円×100社=1億円
回収金額=100万円×99社=9,900万円
金利収入=1万円×99社=99万円
合計収支=9,999万円ー1億円=▲1万円

利息収入以外に収入がないノンバンクにとって、貸倒が起きるのは死活問題。だからといって間口を狭くしてしまえば誰も借りてくれなくなり利息収入が得られない。

このジレンマを解決するために、ビジネスローンは高めの金利を設定して、複数貸倒れが起きたとしても収益が上がるようなシステムになっています。

デメリット②個別に審査対応してくれない

銀行融資などでは、融資の担当者が親身になって融資実行にむけてのアドバイスをしてくれたり、申込者の定性で評価される部分もあります。

しかし、ビジネスローンは審査と融資のスピードと引き換えに、人の目による定性評価をほとんど行わなくなっています。

デメリット③融資額が少ない

ビジネスローンは、銀行融資や日本政策金融公庫と比較すると、借り入れることのできる融資額が少なくなります。

ただ、そもそもビジネスローンは金利が高いため、高額を借りて長期間かけて返していくのには不向きな金融商材です。

裏を返せば、銀行や公庫と違って小口で申込むことができるので、緊急度の高い少額のつなぎ融資として利用するようししてください。

少額・短期で利用すればメリットを最大化できる

ビジネスローンのデメリットは、少額借入と短期返済を徹底することで回避できます。

そうすることで、6つのメリットを最大限活かすことができるので、ビジネスローンは少額・短期を徹底するようにしましょう。

少額・短期なら高金利のダメージも少ない

例え貸金業法すれすれの18.0%で借り入れたとしても、少額借入で短期返済できるならダメージは少なくなります。

ケーススタディ

例えば、100万円を金利18.0%で借入し、1週間で返済したとします。

このとき発生する利息は以下のようになります。

100万円×18.0%÷365日×7日=3,452円

3,500円弱の負担で、会社の危機を回避できるのであれば、安い負担ではないでしょうか。

おすすめのビジネスローン:ビジネクスト

ビジネクスト

とはいえ「どのビジネスローンを利用すればいいのかわからない」という方におすすめのビジネスローンが、大手消費者金融アイフルのグループが運営するビジネクストです。

口座開設数も10万口座以上と、多くの法人、個人事業主に利用されてきた実績があります。

もちろん無担保・無保証人で借り入れることができ、融資も最短即日で実行されます。

ビジネクストの借入限度額1,000万円は、カードローン型のビジネスローンとしては最大。

さまざまな資金繰りのピンチを救ってくれる、本当に頼りになる1枚です。

どうしてもデメリットが気になるならファクタリングを検討

少額・短期の利用であれば、ビジネスローンのデメリットを回避することができます。

それでも、高金利の融資を利用したくないということであれば、売掛金を売却して資金調達ができるファクタリングがおすすめです。

ファクタリングは融資ではない

ファクタリングとは、売掛金を期日より前に現金化できるサービスなので、売買契約であって融資ではありません。

そのため、資金調達ができるだけでなく、キャッシュフローの改善にも役立ちます。

メインの審査対象は売掛債権の信用度

また売掛債権の信用度で審査されるため、例えば赤字決算の企業が申し込んだとしても、売掛先が期日に支払いをする確実性が高ければ資金調達が可能です。

取引実績が豊富な売掛先を選ぶといいでしょう。

2社間と3社間で手数料が違う

3社間ファクタリングのイメージ

ファクタリングには、ファクタリング業者と売掛先との3社間で行うものと、ファクタリング会社と2社間だけで行うものがあります。

3社間ファクタリングは、売掛先の許可が必要になりますが手数料が安く済みます。

2社間ファクタリングでは、売掛先に債権をファクタリング会社に譲渡したことがばれませんが、手数料が高くなります。

どちらを選んだ方が自社にとってメリットが高いかをよく考えて選ぶようにしてください。

まとめ

ビジネスローンは、使い方次第で利用者の救世主になることもあります。

メリットを余すことなく味わうためにも、最適な方法でビジネスローンを活用してください。

大切なのは少額・短期を徹底すること。

これを守って利用すれば、資金繰りのピンチを救ってくれるはずです。

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