2019/09/04

ジャパンネット銀行は日本で初めてのインターネット銀行として、2000年に誕生しました。
戦後初めて普通銀行免許を取得した銀行は、何を隠そうこのジャパンネット銀行なのです。

そんなジャパンネット銀行が、2019年5月30日よりスタートさせたのが、法人や個人事業主を対象とした事業性資金の融資、いわゆるビジネスローンです。

ジャパンネット銀行ビジネスローンのLP

ジャパンネット銀行はこれまで、Yahoo!ショッピングやヤフオク!ストア出店者向けのビジネスローンや、クラウド会計ソフトfreee会員向けのビジネスローン、中古車オートオークションUSS会員向けのビジネスローンを展開してきました。
しかし、今回スタートしたジャパンネット銀行のビジネスローンは、ターゲットが絞られていません。
法人代表者または個人事業主の方なら、事業性資金の融資に限りどなたでも申し込めるビジネスローンなのです。

いったんどんなビジネスローンなのか気になりませんか?気になりますよね!
今回の記事では、ジャパンネット銀行の法人。個人事業主向けのビジネスローンが、いったいどんなビジネスローンなのか、わかりやすく解説していきます。

 
まずは、このジャパンネット銀行の新しいビジネスローンがいったいどんなビジネスローンなのか、基本的なスペックを確認していきましょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローンの基本情報

ジャパンネット銀行のロゴ

2019年5月からスタートした、ジャパンネット銀行の新しいビジネスローン。
いったいどんなビジネスローンなのでしょうか?

気になる金利や借入方法、利用するための条件などをまとめてみました。

【ジャパンネット銀行ビジネスローン】

  法人向けビジネスローン 個人事業主向けビジネスローン
利用対象者 法人 個人事業主
資金使途 事業性資金(運転資金、新規事業の立ち上げ資金、つなぎ融資など)
契約極度額 10万円~500万円(10万円単位)
返済方法 毎月定額返済(元利定額方式)
契約期間 1年
貸出利率 年4.8~13.8%
担保 不要
保証会社 アイフル株式会社
保証人 原則、法人代表 不要
必要書類 決算書2期分 不要(希望契約極度額300万円超の場合は所得証明書)

利用対象者は法人または個人事業主

ジャパンネット銀行ビジネスローンの利用対象者は、法人または個人事業主です。
そのため、一般人が利用するわけにはいきません。

あくまで法人や個人事業主が、運転資金や起業資金、つなぎ融資などを目的として借入するローンです。

最大500万円まで借入可能

お金の画像

ジャパンネット銀行ビジネスローンなら、最大で500万円まで借入が可能です。

また、ジャパンネット銀行ビジネスローンで借入するお金は事業性の資金になるので、貸金業法で定められた総量規制の対象外となります。

自分の年収以上の金額が資金調達できるのは、ビジネスローンならではのメリットですよね。

返済額は直近の借入後の借入残高で決まる

ジャパンネット銀行ビジネスローンの返済額は、直近で借入した後の残高によって決まります。

つまり、新たな借入をしない限り、返済額が増減することはありません。

借入残高と返済額の対照表は以下の通りです。

直近の借入後の借入残高 約定返済額(元金+利息)
1万円以上10万円未満 10,000円
10万円以上100万円未満 30,000円
100万円以上200万円未満 50,000円
200万円以上300万円未満 70,000円
300万円以上400万円未満 85,000円
400万円以上500万円未満 100,000円

ジャパンネット銀行ビジネスローンでは、直近の借入後の借入残高に応じて決められた約定返済額を、毎月10日か20日、または末日の約定返済日に、指定したジャパンネット銀行のビジネス口座から自動引落で返済していきます。

返済日は後から変更できないので、一番手元にキャッシュが残りやすい日(取引先からの支払いが多い日のすぐ後)を選んでください。

返済額には元金も利息も含まれる

表で見てもらうとわかる通り、返済額には元金と一緒に利息も含まれています。
ジャパンネット銀行ビジネスローンで事業資金を借入すると、返済と同時に利息を支払わなければなりません。
100万円を借入れた翌月に、約定返済額の5万円を返済したとしても、借入残高が95万円になるわけではないのです。

ジャパンネット銀行ビジネスローンは、毎月どれくらいの利息を支払うことになるのでしょうか?

金利は年4.8%~13.8%!上限金利の低さが魅力

ジャパンネット銀行ビジネスローンの利息は、年4.8%~13.8%です。
この数字だけ見ても、いまいち金利が高いのか低いのかわからないですよね?
代表的な無担保・無保証人で借入できるビジネスローンの金利と比較してみましょう。

商品名 金利
ジャパンネット銀行ビジネスローン 年4.8%~13.8%
ビジネクスト 年3.10%~18.0%
オリックスVIPローンカードBUSINESS 年6.0%~17.8%
プロミス自営者カードローン 年6.3%~17.8%

ビジネスローンの金利を比較してみるとその差は一目瞭然。
ジャパンネット銀行ビジネスローンの金利は、法人や個人事業主が借入しやすい金利設定になっています。

特筆すべきは年13.8%の上限金利でしょう。
ビジネスローンは基本的に、初回の借入では上限金利が適用されることがほとんど。
だとすると、上限金利の低いビジネスローンを選んだ方が、余計な利息を支払うリスクを回避することができます。

なお、ジャパンネット銀行ビジネスローンの金利は、契約期間である1年ごとに見直しされます。
適用金利がどのように決まるかは公表されていませんが、返済実績を積んでいけば限度額が引き上げられるとともに、金利も引き下げられるはずです。

無担保・無保証人で借入OK!

ジャパンネット銀行ビジネスローンは、借入の際、担保となる不動産を用意したり、連帯保証人を立てたりする必要はありません。

ただし、消費者金融のアイフルが保証会社となっているので、ジャパンネット銀行ビジネスローンを利用するためには、アイフルの保証が受けられる状態である必要があります。

個人事業主なら申込書類が一切不要!

ジャパンネット銀行ビジネスローンに個人事業主が申込む場合、希望限度額が300万円以下だと、なんと書類提出ナシで申込むことができます。

一方、法人が申込む場合は、2期分の決裁書が必要になるので、お忘れなく。

ジャパンネット銀行ビジネスローンは、個人事業主が起業資金としての借入することを自らおすすめしています。
どうやら個人事業主への貸付に力を入れているようですね!

残念ながら、実績のない開業仕立ての個人事業主に対して、融資してくれる金融機関は少ないのが現実です
資金調達先で悩んでいた個人事業主の方、ジャパンネット銀行ビジネスローンを頼ってみてはいかがでしょうか。

 

さて、矢継ぎ早になってしまいましたが…。
ここまで読んでいただけたなら、ジャパンネット銀行ビジネスローンの基本スペックはつかめたはずです。

そんなアナタが次に考えているのは、
「ジャパンネット銀行ビジネスローンに興味が出てきたけど、ジャパンネット銀行のビジネス口座を持っていなくても大丈夫?」
でしょう。

安心してください!
ジャパンネット銀行ビジネスローンは、ジャパンネット銀行のビジネス口座を持っていない人でも申込できるんです。

つづいては、ジャパンネット銀行ビジネスローンの申込方法を見ていきましょう。

ジャパンネット銀行ビジネスローンの申込方法

ジャパンネット銀行ビジネスローンを利用して借入・返済を行うためには、ジャパンネット銀行のビジネス口座(ビジネスアカウント)が必要です。

ジャパンネット銀行の借入はジャパンネット銀行の口座に振り込まれ、返済は同じくジャパンネット銀行の口座から自動引落になるからです。

ただし、ジャパンネット銀行ビジネスローンには、ジャパンネット銀行の口座がなくても申込むことができます。

実際の申込画面には、「ジャパンネット銀行のビジネス用口座はお持ちですか」という質問項目があります。

ジャパンネット銀行お取引内容についての画像

この質問に対して、いいえ(ジャパンネット銀行のビジネス口座を持っていない)を選択すると以下の文章が現れます。

ビジネスローンのご契約には、ジャパンネット銀行のビジネス用口座の開設が必要です。
お持ちでないお客さまは、ビジネスローンお申し込み完了後、契約前までに開設をお願いいたします。

つまり、申込時にはジャパンネット銀行のビジネス口座は必要ないということです。

ただし、申込後、審査に通過してジャパンネット銀行ビジネスローンと契約するためには、ジャパンネット銀行のビジネス口座が必要になります。

ジャパンネット銀行ビジネスローンの申込完了後、ジャパンネット銀行ビジネス口座の開設も同時に申込んでおきましょう。

申込はとってもカンタン!事業情報と本人情報を入力するだけ

ジャパンネット銀行ビジネスローンの申込はいたってシンプルです。
入力するのは以下の4点になります。

・お客様の事業について
・代表者さまについて
・代表者さまのお住まいについて
・今回のお取引内容について

それぞれどんなことを入力するのか確認しておきましょう。 先に何を入力するのかがわかっていれば、入力も手間取りませんし、記入漏れや入力ミスも防ぐことができますよ。

【お客さまの事業についての入力項目】
・社名
・所在地
・会社電話番号
・メールアドレス
・創業年月
・業種
・業務内容
・保険区分
・前年度収益
・本年度収益見込み
・他社借入
・銀行取引停止処分履歴
【代表者さまについて】
・氏名
・生年月日
・性別
・家族構成
・国籍
・代表者の年収(税込)
【代表者さまの住まいについて】
・住所
・自宅電話番号
・ご本人携帯電話番号
・お住まいの状況(持家or賃貸)
・入居年月
【今回のお取引内容について】
・ジャパンネット銀行ビジネス口座の有無
・ご利用限度額
・ご利用目的
・返済方法
・ご返済日

基本的、すべての入力項目は選択式になっていて、直接打ち込むのは市町村以下の住所と数字くらいです。

事前に入力項目がわかっていれば、申込は5分程度で完了するでしょう。

申込はWEBで24時間受け付けているので、いつでもどこでも、スマホさえあれば申込み可能です。

 

では、ジャパンネット銀行ビジネスローンは、申込完了後どれくらいのスピードで借入にいたるのでしょう?

続いては、ジャパンネット銀行ビジネスローンの融資スピードをチェックしていきます。

融資スピードは最短翌営業日…ただし最短融資のためには口座が必要

ジャパンネット銀行ビジネスローンに申込んでから、融資が受けられるまでの最短は、申込完了の翌営業日です。

この融資スピードは、通常の銀行融資や、日本政策金融公庫から事業資金を借りるときのことを考えると、圧倒的なスピード融資と言えます。

銀行融資や日本政策金融公庫の融資では、申込んでから借入までに2~4週間程度時間がかかってしまうのが当たり前ですからね。

ただし!
申し込んだ全員が、最短翌営業日に資金調達できるわけではないのです…。

最短翌営業日の融資にはジャパンネット銀行ビジネス口座が必須

ジャパンネット銀行ビジネスローンで申込んだ日の翌営業日に融資を受けるには、事前にジャパンネット銀行のビジネス口座を開設しておく必要があります。

ジャパンネット銀行のビジネス口座なしで申込んだ場合、ビジネス口座の開設に時間がかかってしまい、最短の翌営業日にお金を借りることはできません。

「今ビジネスローンは必要ないけど、今後必要になるかも知れないな…」

そう思った方は、先にジャパンネット銀行のビジネス口座だけでも作っておくのはどうでしょう?
ビジネス口座を持っていない方ならなおさら、この機会にビジネス用の口座を持っておくことをおすすめします。
ビジネス用の口座があれば、事業で使ったお金の流れが明確になりますからね。

すでに他行のビジネス口座を持っているという方も、経費別に口座を分けることができるようになりますよ。

ビジネスローンの審査は安定した返済能力で決まる

最短翌営業日にジャパンネット銀行ビジネスローンで融資から借入するには、申込から審査通過までが1日で完了する必要があります。

ジャパンネット銀行ビジネスローンはまだ生まれたてのビジネスローンですので、審査についての利用者の意見もまだまだ少なく、どんな審査が行われるのか気になっている人も多いでしょう。

ただ、ビジネスローンの審査の基本は返済能力。これはジャパンネット銀行ビジネスローンでも同じことです。

審査通過を目指すなら、決算書や事業計画書を使って、会社には借りたお金を返す力があるということを示していきましょう。

また、個人事業主の場合は、申込時の入力項目が審査対象の全てです。
ひとつひとつ間違いがないように入力し、自分自身に返済能力があることをアピールしてください。

ただし、返済能力をアピールしたいからといって、虚偽の情報を入力するのはもちろんNGです。

ビジネスローンの審査については以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。

最短即日借入のビジネスローンならオリックスVIPローンカードBUSINESS

オリックスVIPローンカードBUSINESS

「ジャパンネット銀行ビジネスローンもいいけど、どうせなら今すぐ借りられるビジネスローンが知りたい!」

そんな方におすすめしたいのがオリックスVIPローンカードBUSINESSです。

オリックスVIPローンカードBUSINESSは、審査時間が最短60分
審査に通過後にインターネットで振込依頼をすれば、その日のうちに借入することができるビジネスローンです。

申込に必要な書類も、本人確認書類と所得税の確定申告書のみと申込みやすさも魅力的。
スピード融資を求めるなら、オリックスVIPローンカードBUSINESSをご利用ください。

ジャパンネット銀行ビジネスローンATMでキャッシングできない?

ジャパンネット銀行ビジネスローンは、決められた限度額の範囲内であれば、自由に借入できるビジネスローンです。
しかし、コンビニなどに設置されたATMを使って直接借入することはできません。

ジャパンネット銀行ビジネスローンのサイトから振込キャッシングの依頼をして、その後自分の口座に振り込まれた借入金を引出す流れになります。

なので、ビジネクストオリックスVIPローンカードBUSINESSと比較すると、借入・返済の自由度は落ちてしまうというデメリットがあります。

VISAデビットの自動融資機能が追加!

2019年8月30日から、ジャパンネット銀行ビジネスローンに新しい機能が追加されました。

その機能とは、ジャパンネット銀行のキャッシュカードと一体になったVISAデビット利用時の自動融資機能です。

例えば、5,000円の買い物をジャパンネット銀行VISAデビットで支払うとき、口座に4,000円しか残高がなかったとします。
通常なら、支払いのためのお金が1,000円足りないので、VISAデビットは利用できません。
しかし、ジャパンネット銀行ビジネスローンを契約していれば、不足額の1,000円を自動的に融資してくれるので、残高が足りなくてもVISAデビットで支払いが可能になるのです。

事業経費の支払いをVISAデビットだけで行えば、経費精算も楽になるので、一石二鳥のメリットがありますよ。

繰上返済はインターネットでいつでも可能

ジャパンネット銀行ビジネスローンは、ローンカードの発行がないので、ATMで返済はできません
通常の返済方法は、指定したジャパンネット銀行のビジネス口座から自動引落のみ
となると、資金に余裕があるときに繰上返済をすることができないのでしょうか?

そんなことはありません。
ATMを使わずとも、ジャパンネット銀行の会員ページにログイン後、「ローン>ビジネスローン繰上返済」から、一部返済、全額返済が可能です。

さらに、ジャパンネット銀行ビジネスローンなら、繰上返済の手数料が一切かかりません

法人カードローンの場合、利用するATMによってはATM利用手数料が発生する可能性もあります。
繰上返済のことだけを考えると、ATMで返済をする法人カードローンより、ジャパンネット銀行ビジネスローンの方が使い勝手がいいかも知れません。

繰上返済で借入の負担を軽減できる

ビジネスローンは銀行融資や公的融資と比較すると、スピード感のある融資です。
そのため、長期的な設備資金よりも、短期的な運転資金、急場をしのぐためのつなぎ融資に適しています。

一方で、金利が高いというデメリットのあるビジネスローンは、少額・短期で利用すべき資金調達方法と言えます。

最低返済額である約定返済で長期的な返済をするのではなく、積極的に繰上返済をし、利息の負担をできるだけ減らすよう心掛けてください。

まとめ

ジャパンネット銀行ビジネスローンは、法人・個人事業主を対象とした事業資金調達のためのビジネスローンです。
2019年の5月にスタートしているため、今後どれくらい利用者が増えていくのか注目ですね。

ジャパンネット銀行ビジネスローンはその他のビジネスローンに比べて、利用しやすい金利設定になっています。
ジャパンネット銀行のビジネス口座を持っていれば、最短で翌営業日には借入可能なのも嬉しいポイント。
口座がなくてももちろん申し込めるので、気になった方は是非申し込んでみてください。

ジャパンネット銀行ビジネスローンの基本情報

カード名 ジャパンネット銀行ビジネスローン
利用条件 法人、または個人事業主
必要書類 法人:2期分の決算書
個人事業主:不要(希望限度額300万円以上の場合は所得証明書)
審査時間 最短翌営業日
限度額 500万円
実質年率 4.8%~13.8%
遅延損害金 20.0%
担保・保証人 不要
手数料 無料
借入方法 口座振込
返済方法 口座引落
返済方式 毎月定額返済(元利定額方式)
発行元 株式会社ジャパンネット銀行

契約にはジャパンネット銀行のビジネス口座が必要です※申込後の口座開設もOK

関連記事