法人カードローンとは?カードローンと違いはある??

更新日:2019/05/10
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カードローンと聞くと真っ先に消費者金融が提供する、個人向けの金融商品を想像するのではないでしょうか。
しかし、企業向けにも同様に「法人カードローン」という商品があります。
名前のとおり法人に向けたカードローン商品で、個人向けカードローンと同様に無担保で融資をうけることができます。
この法人カードローンにはどのようなメリットがあり、また個人向けカードローンやビジネスカードローン、ビジネスローンなどとの違いはあるのでしょうか。

法人カードローンとビジネスカードローンは違う? 法人カードローンの定義

まず改めて、法人カードローンとは何を指すか定義について紹介します。
法人カードローンは「無担保」かつ「保証人なし」で利用できる事業性無担保カードローンのこと。
利用対象者は、法人や個人事業主で事業を営んでいない個人への融資はおこなっていません。

事業融資、事業性資金といえば「ビジネスカードローン」「ビジネスサポートプラン」などの名称もありますが、法人カードローンと同じ内容を指しています。

呼び方の違いだけで、保証人なしの無担保で借りられる事業性資金はすべて法人カードローンと同じと考えて差し障りはありません。

法人カードローンは個人でも利用できる?

法人カードローンは事業性資金として利用できるカードローンなので、個人事業主(自営業者)や法人を対象としていて、個人利用をすることができません。

なぜなら個人向けの消費者金融カードローンと違い、法人カードローンは総量規制の制限を受けないため、利用するには事業の実態を証明する書類が必要だからです。

  法人カードローン 個人向けカードローン
必要書類 本人確認書類
決算書(確定申告書)
登記事項証明書
本人確認書類
収入証明※
※50万以上の融資申し込み時
担保、保証人 不要 不要
審査日数 数日 最短即日
資金使途  事業資金および生活資金に限る  基本的に自由。ただし事業性利用が不可の場合あり
総量規制の制限  受けない  受ける

大きな違いはやはり必要書類の違いと、総量規制の対象になるか否かという点です。
利用する事業者や法人と個人事業主の違いにより、必要書類の違いが多少ありますが、基本的には登記事項証明書と決算書(確定申告書)、本人確認書類が必要となっています。

なお個人事業主向けカードローンは法人の代表者や、個人事業主でも生活費の補填を目的として利用することはできます。
必要資金の額と内容によっては、法人カードローンではなくカードローン利用のほうがメリットもある場合があるので、各商材ページで詳細を確認してから申し込むのがいいでしょう。

例えば三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」なら、50万円以下の借り入れの場合、収入証明書が必要なく、即日で資金調達ができる場合もあります。

銀行からの融資と法人カードローンに違いはある?

銀行では法人向けに「銀行ビジネスローン」という融資商品を用意しています。
事業者向け融資であるため総量規制の対象外であるというのは同じなので、運転資金として利用したり、事業拡大を目指したりする大手、中小企業経営者にとってなくてはならない融資方法の1つです。

銀行ビジネスローンは消費者金融が提供する商品よりも金利(実質年率)が低く、融資限度額も大きくなっています。
その半面、審査期間が長いことや審査内容の厳しさ。また第三者の保証人が必須だったり、場合によっては不動産担保などの担保も必要になったります。
法人カードローンとビジネスローンの主な違いは以下のとおりです。

  法人カードローン 銀行ビジネスローン
利用対象者 個人事業主、法人 個人事業主、法人
保証人 不要 必要
担保 不要 必要なケースがある
金利(実質年率)  およそ5.0%~18.0%  およそ1.0%~5.0%
融資実施までの日数  即日~1週間程度  10日間程度
審査方法 スコアリング審査 各種必要書類を提出し、融資担当者が個別に審査
資金使途 事業や生活資金 契約内容に沿ったもの
繰り返し利用 可能 不可
必要書類 本人確認書類
決算書(確定申告書)
登記事項証明書
本人確認書類
決算書
試算表
事業計画書
資金繰り表
借り入れ状況の一覧
借入申込書
登記事項証明書
印鑑証明
税務申告書納税証明書

銀行融資は、金利が低く融資額も大きいことから必要書類が多く、さらに審査も慎重を期すため、融資開始までの時間かかり、審査内容も個別にしっかりとおこなわれています。
一方で法人カードローンでは、個人の消費者金融カードローンと同じように、事業者が設定した基準をクリアすれば融資が実行されるため、審査が短いですが、金利が高く融資額も比較すると低くなっています。

なお、銀行融資にある「保証人」ですが、これは第三者保証人を指し、法人が融資を受ける場合、法人カードローンでも法人代表者が連帯保証人となっているので、それと区別しています。
また、資金使途について法人カードローンでは業歴を問われるため、事業性資金であれば使途は自由であるものの、実質的に開業資金として利用することはできないので、注意が必要です。

公的融資は民間融資よりも緩い?

法人カードローンや銀行融資は民間の金融機関が融資を行っているので、民間融資と呼ばれることもあります。
わざわざ民間という言葉をつけるくらいですから、国や自治体が窓口になってする融資があり、これを公的融資と呼びます。
公的融資をおこなっている代表的な機関が政府100%出資の株式会社「日本政策金融公庫」です。

日本政策金融公庫は、旧国民金融公庫、中小企業金融公庫、農林漁業金融公庫の3つが2008年に合併して設立されました。
設立された目的には、民間金融機関から融資を受けられない法人や個人事業主に対し、事業資金や運転資金の調達や調達サポートの役割を担い、国内経済活性化のため融資を実施しています。

日本政策金融公庫のメリットとデメリットと以下のとおりです。

メリット
・民間金融機関よりも審査が緩くて金利も低く、固定金利の利用できる
・日本政策金融公庫から融資を受けると、民間金融機関での審査もとおりやすくなる
・開業前であっても融資を受けられる
・融資だけでなく、事業のアドバイスもしてくれる
デメリット
・審査時間がながい
・提出書類が多く、手続きが煩雑
・資金使途が厳しく、資金流用の場合は融資の返還も求められる

これから事業を始めるという方には最適な借入れ先の1つではありますが、審査時間がかかることと、資金使途に厳格さが求められるということはしっかりと頭に入れておく必要があります。

法人カードローンなどの融資以外にも資金調達はできる

公的融資や民間融資以外にも資金を得る方法としては以下のようなものが考えられます。

・ファクタリング
・助成金、補助金

どちらも聞き覚えのある言葉かと思いますが、各内容について簡単に説明します。

ファクタリング

企業が持つ売掛債権を買取するサービスをファクタリングと呼びます。
ファクタリングは、利用者が保有している売掛金をファクタリング会社へ売却することで、売掛先の支払い期日前に支払をし、資金を提供してもらうことです。
ファクタリングには幾つか種類がありますが、代表的な2社間ファクタリングの場合、お金の流れは以下のようになります。

取引先に対し、売掛金が発生

利用者がファクタリング会社と、売掛金売却の契約をする

ファクタリング会社が利用者に買取金を支払い

取引先が利用者に売掛金を入金する

利用者がファクタリング会社に受け取り代金の支払いをおこなう

ファクタリングのメリットには、売掛金をすぐに現金化できるという点があり、融資を受けるわけではないので、基本的には審査がなく、担保や保証人といったものが必要ありません。

ただし、手数料や掛け目があるので、現金化の際には減額されてしまいます。
手数料や掛け目はファクタリング会社によって異なるので、ファクタリング前に複数事業者を比較することも大事になってきます。

助成金、補助金

助成金や補助金は地方自治体をはじめ、企業や団体が設けている支援制度です。

申し込めば誰もが採択してもらえるわけではないものの、条件に合致すれば返還不要の資金を得ることができる非常にメリットの大きな制度であると言えます。

ところが、多くの助成金、補助金は基本的に後払いとなっているため、「すぐに資金が必要」という人には向いておらず、また、先に出費があることから事業運転の資金に充てるには不向きです。

また、補助金額や条件もそれぞれ異なるので、応募前には募集要項をしっかり確認してください。

これ以外にも自ら資金を獲得する方法としては、クラウドファンディングで不特定多数からネットの専用サイトを通じて支援をうける方法や、個人投資家に依頼するといったものも考えられます。

確実な資金調達という点から言うと上記2つより厳しく、また、支援してもらった製品やサービスが完成した際や、利益があがったときなど、それぞれの約束内容によってリターンをおこなう必要もでてきます。

法人カードローンは「もしも」を考えたときの1枚

法人や個人事業主の資金調達方法が複数あることがわかったところで、法人カードローンのメリットについて再確認します。

法人カードローンのメリット
必要書類がすくない
申し込みから融資までの時間が短い
利用限度枠内なら繰り返し使える

法人カードローンは個人向けカードローンと同様に自由度の高さが魅力です。

新規事業用資金やつなぎ資金など、利用枠ないであれば何度でも利用でき、さらに審査から融資までの時間が早いというのは、他の事業性融資と比較した際のメリットです。

借入れ方法も提携ATMや振込み融資なども利用できるので、急いで資金調達をしたいという人に最適です。

一方で利息金利は銀行融資や公的融資と比較すると高く、総量規制の対象外とはいえ上限金額も低くなっています。

とはいえ、事業運営していると何が起こるかわからないことも多いため、急場に備え、あらかじめ法人カードローンのローンカードだけでも持っておくといいかもしれません。

おすすめはオリックスVIPローンカードBUSINESS!特典も盛りだくさん

法人カードローンには、消費者金融と同様に複数のブランドがあります。主な法人カードローンは以下の3つです。

カード名 ビジネクスト オリックスVIP
ローンカードBUSINESS
プロミス
自営者カードローン
最大限度額 1000万円 〇500万円  300万円
下限年利  8.0% 6.0%  6.3% 
上限年利  18.0% 17.8%  17.8% 
審査スピード 最短即日 最短60分   2~3時間
融資スピード 最短即日 最短即日 最短即日
資金使途 事業使途のみ 自由 自由

オリックスVIPローンカードBUSINESS主な法人カードローンを紹介しましたが、なかでもおすすめなのはオリックスVIPローンカードBUSINESSです。

オリックスVIPローンカードBUSINESSのおすすめポイントは、申込みから融資まで店舗に足を運ばずに済むWeb完結に対応していて、コンビニをはじめ各種提携ATMを利用できる点にあります。

金利は年率8.0%~17.8%と記されていますが、利用限度額ごとに6つのコースを用意。その内訳は、「500万円コース」「400万円コース」「300万円コース」「200万円コース」「100万円コース」「50万円コース」です。

単純に利用額の違いもありますが100万円コース以上を利用した場合、適用される実質年率が6.0%~14.9%となります。

50万円コースだと上限利率が17.8%と実質利率が非常に高い印象ですが、100万円コース以上であれば最大でも14.9%で抑えられるのは大変大きなポイントといえます。

もちろん利用するには貸付条件を満たす必要はありますが、オリックスVIPローンカードBUSINESSを利用するなら100万円コース以上がいいでしょう。

提携ATMは約173,000台、年会費無料で使える優待サービスが多数

オリックスVIPローンカードBUSINESSが利用できる提携ATMは全国に約173,000台と非常に充実しています。

 借入れ金額 利用手数料
1万円まで 108円
1万円以上~5万円未満まで 216円
5万円以上 0円

利用可能なATMのうち三井住友銀行、ゆうちょう銀行のATMならいつでも利用手数料は無料です。

他にも借入れ方法にはPC、スマホからネットから振込み依頼をすることができ、手数料は24時間365日0円です。

また、ジャパンネット銀行口座を持っているのであれば、振込口座として登録しておくことで、土日祝日でも24時間365日、即時融資するサービスにも対応。

ご自身の使いやすい借入れ方法を選択することができます。

さらにオリックスグループの各種サービス(レンタカー利用や宿泊、ゴルフ場利用など)を特別優待価格で利用できるのも、オリックスVIPローンカードBUSINESSならでは特典です。

さらにサポート体制も充実していて、お金の関する悩みや相談をいつでも聞ける「カウセリングデスク」があり、ここではマネー相談の専任のスタッフが待機しているので、安心して利用することができることでしょう。

まとめ

法人カードローンは、その名の通り法人や個人事業主が利用することのできるカードローンのことだということがわかりました。

また、法人や個人事業主が融資を受ける方法は、法人カードローン以外に銀行などの民間融資、日本政策金融公庫などの公的融資といったように、事業サポートプランは各種用意されています。

どの融資内容にもメリットとデメリットがあるので、会社経営者は「いま事業に必要な融資はどれくらいで、どういった返済プランをたてる」かの判断が大切です。

法人カードローンは融資可能限度額が低く、金利が高いかわりに無担保、保証人なしで利用でき、しかも融資までのスピードが非常に早くなっています。
メリットを活かし、デメリットを理解した付き合い方が非常に重要だと言えることでしょう。

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