2019/06/03

「赤字決算になってしまったけど、どうしても今すぐの融資が必要…」

中小企業経営者や個人事業主の方なら誰しもが経験する事態だと思います。

赤字だからといって、銀行がすぐさま融資をしてくれなくなるということはありません。

しかし、今後の事業計画書や経営改善計画書など、赤字解消のための具体策を提出する必要があり、いつも以上に融資までに時間がかかるのが現状です。

そんな時に便利なのがノンバンク系ビジネスローン。赤字決算でもスピーディーな融資が可能なケースが多く、緊急性の高い資金調達方法として優れています。

今回は赤字の場合の融資審査対策や、赤字でも審査を通過する可能性が高いビジネスローンをご紹介します。

なお急ぎで資金調達が必要な方はこちらの記事ビジネクストなら赤字決算でも事業資金が調達できるをご覧ください。

赤字決算が銀行融資の審査を通過しにくい理由

赤字決算だとなぜ銀行融資の審査を通過しにくくなるのでしょうか。

それは、銀行から返済能力のない企業だと判断されてしまうからです。

裏を返すと、赤字決算でも返済能力があることを証明できれば、融資が受けられる可能性は高くなります。

そもそも赤字とは

赤字は簡単にいえば利益がマイナスになることです。

ただし、法人の場合は利益にもいくつか種類があり、損益計算書を見ると5つの利益があります。

1.売上総利益 売上高から売上原価を差し引いた利益
2.営業利益 売上総利益からさらに販売管理費などの経費を差し引いた利益
3.経常利益 営業利益に営業外利益を加え、営業外費用を差し引いた利益
4.税引前当期純利益 経常利益に特別利益を加えて特別損失を差し引いた利益
5.当期純利益 税引前当期純利益から税金を差し引いた利益

一般的に赤字といえば最終的な税引後当期純利益がマイナスになっていることをいいます。

影響が強いのは売上総利益・営業利益・経常利益

融資審査で大きな影響を与えるのは、売上総利益、営業利益、経常利益が赤字の場合です。

この3つが赤字だと、銀行は「この企業は貸したお金を返済するための資金を生み出せない」と判断します

経常利益がプラスでも、営業利益がマイナスで営業外利益で補っている場合や、売上総利益がマイナスであれば、本業での利益が出ていないということになり経営の見直しが必要となります。

一過性の赤字なら融資のチャンスあり

同じ赤字決算でも、その理由が一過性の原因なら融資を受けられるチャンスは残っています。

一過性の赤字とは

一時的な赤字とみなされるのは、次の金額が大きいことが原因で赤字になった場合です。

・在庫処分
・貸倒損失
・固定資産売却損
・退職金

上記の金額が過去の数字よりも一時的に大きくなったことがわかれば、審査にはそれほど影響しません。

ただし、上記の損失は「特別損失」として計上し、経常利益は黒字になるようにしましょう。

当期純利益がマイナスでも経常利益が黒字であれば、赤字の原因は特別損失が大きかっただけとなります。

経常利益がマイナスでも、営業利益よりも営業外利益のマイナスが上回ったケースでも、本業での利益が確保できていれば審査通過の可能性は残ります。

融資審査では赤字解消の対応策を提出

赤字の原因が一過性であり、原因を除けば本来は黒字であると主張できれば、長期的にもキャッシュフローも黒字となり審査への影響はありません。

経営改善計画書が審査通過のカギ

その他価格競争による利益減や大口顧客の損失による利益減が赤字の原因であれば、「営業利益」も赤字となっているでしょう。

この場合は、事業計画書の他に経営改善計画書を作成して、赤字解消のための具体策を文章で提出しましょう。

融資担当者に要求される前に経営改善書を作成しておくことが審査通過のコツです。

改善計画書は具体的な数字で赤字の原因を明記して、リストラや役員報酬カットなどの明確な対応策を示しましょう。

担保提供や第三者保証人で対応

担保提供できる不動産や信用力がある第三者保証人がいる場合にはそちらも活用しましょう。

担保や保証人は金融機関のリスクを軽減したりゼロにしたりできるので、審査通過の強力な武器となります。

担保を用意しても銀行融資が受けられなかった場合は、セゾンファンデックスの事業者向け不動産担保融資がおすすめです。

返済能力を証明すれば融資の可能性が上がる

金融機関が赤字を嫌うのは返済能力に不安があり、貸倒償却となるリスクが高いと判断するからです。

融資金額以上の価値がある担保を提供すれば、万一の場合は担保を処分すれば銀行は損をしません。

返済能力が高い第三者保証人にも同じ意味があります。

ビジネスローンを活用

ビジネスローンは、主にノンバンクの金融業者が提供する事業者向け融資の総称です。

赤字が原因で銀行融資を通らなかった場合や、審査通過が難しいと判断した場合はビジネスローンを活用して危機を脱しましょう。

高額な融資額であれば難しいですが、少額のつなぎ資金であればビジネスローンでも十分対応できます。

ノンバンクのビジネスローンは少額・短期で利用

ビジネスローンの金利は銀行融資と比べると高金利なのがデメリットです。

ノンバンクには消費者金融会社をはじめとして、信販会社やクレジットカード会社などがあります。

銀行と違い、預金事業を行っていない貸金業者なので、最大金利は15.0%~18.0%になります。

長期返済では金利負担が大きくなるので、短期のつなぎ融資や少額の運転資金調達として利用するのに適した資金調達の方法です。

ビジネスローンの審査

ビジネスローンはスコアリング方式で審査をするため、銀行融資とは審査システムが違います。

ビジネスローンは審査が甘い?

銀行融資では決算書や事業計画書の内容をメインとして、会社としての返済能力や将来性を重視して慎重に審査をします。

審査の内容こそ同じですが、ビジネスローンは融資金額がそれほど大きくならないということもあり、銀行融資よりは低い審査基準です。

審査基準は事業の継続性

ビジネスローンの審査で重要とされるのは、「事業の継続性」です。

返済金額もそれほど大きくならないことから、法人としては赤字でも代表者に返済能力があれば審査を通過する可能性が高くなります。

明らかに倒産寸前や金融事故情報があるという会社経営状況でない限り、申し込み段階で却下されることはなく、少なくとも審査の対象にはなるのです。

銀行融資では門前払いとなる税金延滞でも、ビジネスローンでは審査対象となる場合もあります。

ビジネスローンのメリット

赤字決済でも融資が受けられるというメリット以外にも、ノンバンク系ビジネスローンには3つのメリットがあります。

・カードローン方式なら限度額いっぱいまで繰り返し融資が受けられる
・無担保無保証人で融資が受けられる
・申し込みから最短即日で融資が受けられる

カードローン方式なら限度額いっぱいまで繰り返し融資が受けられる

ノンバンク系ビジネスローンは、証書貸付方式とカードローンタイプの2つの借入れ方法があります。

おすすめはカードローンタイプ。一度審査に通れば、あとはローンカードを使って限度額いっぱいまで繰り返し融資を受けることが可能になります。

ローンカードを持っておけば、緊急時のつなぎ融資が必要な時に融資の申し込みをしなくても、コンビニのATMから資金調達をすることが可能です。

無担保無保証人で融資が受けられる

高額な事業資金を低金利で借り入れる場合、銀行融資では、融資した金額の返済を担保するための不動産や、連帯保証人が必要になる場合があります。

ノンバンク系のビジネスローンであれば、融資を受けるために担保や保証人を用意する必要もありません

ただしその分高金利の融資となりますので、繰り返しますが少額・短期利用を徹底しましょう。

申込から最短即日で融資が受けられる

銀行融資では、申し込んだその日に資金調達ができるということはありえません。

しかし、ノンバンク系のビジネスローンであれば、申し込んだその日に資金調達が可能なのです。

ビジネクストなら赤字決算でも申し込み可能

ビジネクストビジネクストはアイフルグループの金融会社で、累計口座開設数10万口座以上と、安心して利用できるビジネスローンです。

ビジネクストの特長は赤字決算でも門前払いしないという点。

ホームページで「赤字決算でも利用可能か?」という質問に対して、「過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。営業担当までお気軽にご相談ください。」という返答をしています。

ビジネクスト公式HPより

赤字決算でも必ず審査通過を保証するものではありませんが、赤字決算だからといって門前払いされることはないでしょう。

少なくても当期純利益が赤字という程度であれば、審査通過の可能性は高くなります。

1年以上の業歴があれば審査OK

ビジネクストでは、業歴1年以上であれば、決算書もしくは確定申告書の提出で審査を受けられることが、公式サイトに明記されています。

業歴1年以上で決算書もしくは確定申告書を提出すれば審査可能(ビジネクストHPより))

ビジネクスト公式サイト「よくあるご質問」より

一般的には、業歴が長ければ長いほど上手く事業継続できているという証にもなるため、審査も有利に進むと言われています。

銀行融資や公的融資の場合に3期分の決算書が求められるのはそのためです。

ビジネクストはたとえ業歴が1年の法人や個人事業主でも、決算書や確定申告書からお金の動きを把握して融資するリスクが低いと判断できれば、融資を受け付ける姿勢を持っているのです。

ビズネクストには、融資を受けられるかどうかを申込前にシミュレーションしてくれる、スピード診断という機能があります。

代表者年齢、事業形態、年間売り上げ金額、他社借入金額を入力して、審査のシミュレーションをします。

このとき、このシミュレーターで年間売り上げ金額を999万円にすると、

スピード診断年間売り上げ999万

上記のように、「お借入れの判断が出来ませんでした」と表示されます。

ところが、一万円アップの1000万円と入力すると、

スピード診断年間売り上げ1000万

「ご融資検討が可能です」と表示されます。

年間売り上げだけが審査の基準とは言えませんが、年間売り上げ1000万円はひとつの目安になりそうです。

赤字だからとあきらめず、まずはスピード診断を試してみてください。

審査結果は審査を受けなければわからない

ビジネクスト公式サイト赤字決算では審査が通りにくいと言われていますが、それはすべて他人の話であり、実際にあなたが審査に通らないかどうかは審査を受けてみなければわかりません。

ビジネクストなら審査結果が即日で回答されますので、まずは融資が受けられる可能性を信じて審査に申し込んでみてください。

 

売掛金があるのならファクタリングも要検討

数ヶ月後には確実に手に入る売掛金があるが、融資による資金調達を行わなければ現状が厳しい赤字状態というケースでは、ファクタリングも有効です。

ファクタリングは売掛債権の譲渡取引によって売掛金を資金化・現金化するシステムです。

銀行では売掛債権を担保にした融資も受けることができますが、銀行融資で資金調達をすると有利子負債が増え、場合によっては債務超過となるリスクがあります。

ファクタリングは売上債権を現金化できるので、手形割引と同じようにキャッシュフローの改善につながります。

売掛金を現金化するだけなので、借金をするわけではなく、赤字だろうと売掛先の信用度がたかければ問題ありません。

ただし、手数料がかかるために売掛債権全額が手に入るわけではないのがデメリットになります。

ファクタリング取引では契約当事者は3社となります。

ファクタリング利用者(譲渡人)(A)、ファクタリング会社(B)、取引先(C)の関係と取引の流れを解説しましょう。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングのイメージ

3社間ファクタリングではAはBに売掛債権を譲渡したことを取引先のCに通知します。

その後に、Cは売掛債権を直接業者であるBに振り込むことになります。

3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社だけでなく、取引先の了承も必要になるため、スピーディーな現金化は難しくなります。

また、取引先にファクタリングの事実が伝わると、「売掛金を支払えないと疑われているのか」、「もしかして資金繰りに困っているのか」と思われてしまう可能性があります。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングのイメージ

2社間ファクタリングでは、AはCに売上債権譲渡の事実を通知しないため、Cから売掛債権の振込を受けてからBに売掛債権を振り込みます。

利用者Aにとっては、取引先Cとの関係を損ねる心配なく利用できる方法になります。

しかし、ファクタリング会社Bにとっては、売掛金が取引先Cから利用者Aに支払われても、受け取り代金が支払われないリスクが発生してしまいます。

そのため、債権譲渡登記が義務付けられることが多く、手数料以外にも登記費用などの実費がかかる場合があります。

最短即日で売掛債権から資金調達ができるビートレーディング

ファクタリング会社によっては、売掛債権の現金化に数日かかる会社もありますが、ビートレーディングでのファクタリングなら最短即日で現金化も可能です。

また、ビートレーディングなら2社間、または3社間ファクタリングの両方に対応しているため、売掛先の取引先に債権譲渡の事実が発覚することはありません。

 

取引先に知られずに売掛債権を現金化できるので、信頼関係を維持したまま資金調達が可能です。

 

不動産担保があるのならセゾンファンデックス

セゾンファンデックス事業者向け不動産担保ローントップページ決算は赤字だったが、担保にできる不動産に心当たりがあるという方。

セゾンファンデックスの事業者向け不動産担保ローンが利用できる可能性があります。

セゾンファンデックス事業者向け不動産担保ローンとは

セゾンファンデックスは、株式会社クレディセゾンのグループ会社です。

個人向け・事業者向けの金融商品を多数扱っており、不動産担保ローンもそのうちのひとつになります。

赤字でも申し込み可能

赤字決算にも対応

セゾンファンデックス公式HPより

セゾンファンデックスの不動産担保ローンは、赤字決算でも申し込み可能できます。

担保に提供する不動産によって融資額が決まるので、万が一の場合には不動産を競売にかけることで債権回収ができるからです。

担保となる不動産は親族のモノでもOK

担保にする不動産は、申込者が所有しているものでなくても、親族が所有しているものであれば大丈夫です。

許可を得ておくことがもちろん必要ですが、実家が農家で土地を持っているなどでも対応してもらえます。

赤字決算でも、不動産を所有している、実家などを担保にできる場合は、セゾンファンデックスの利用を検討してみましょう。

 

まとめ

赤字決算の企業でも、赤字の理由によっては充分に融資を受けられることがお分かりいただけたでしょうか?

特にビジネスローンでは返済能力さえしっかりしていれば、充分に審査を通過する可能性があります。

赤字決算でも融資できる可能性があると明言しているビジネクストにまずは申し込んでみてください。

会社を長い間経営していれば、黒字経営の状態だけでなく赤字決算となることもあります。

しかし、本当に融資が必要な場合というのは赤字決算のときなのです。

赤字決算だからといって最初から融資をあきらめず、黒字に転換する対策とともに融資を活用してみましょう。

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